ネガティブ思考

同僚の○○さんは行動力があって仕事がバリバリできるのに、自分は引っ込み思案で何をやっても上手くいかないということはありませんか?

一部の天才を除いて、人間の能力には、それほど大きな違いはないということが研究で明らかになっているので、デキる人とデキナイ人の違いは、能力より思考パターンにあると言えます。

能力に差がないなら、どうせならデキる人の思考パターンになりたいものですよね。

そこで今回は、ネガティブ思考になる原因(の1つ)と、ネガティブ思考を直す方法(の1つ)についてお話しします。

ネガティブ思考の特徴

ネガティブ思考とは、物事の悪い面ばかり見てしまう思考パターンのことです。

たとえば、コップに水が半分入っているのを見て、「水が半分しか残っていない」と考える人と、「水が半分も残っている」と考える人がいます。

「半分しか残っていない」と考える人は、ネガティブ思考です。

別の例をあげます。

同じ会社にすてきな異性がいて、ぜひお付き合いしたいと考えたとします。

前向きな考え(ポジティブ思考)の人は、とにかく話しかけて食事に誘ってみようと考えます。

上手くいくかもしれないし、もし断られても少し恥ずかしいだけで何も失うものはないからです。

でも、ネガティブ思考の人は、「どうせダメだろう」「断られたら格好悪い」と考えて行動しません。

こういう思考パターンが長年積み重なると、仕事やプライベートで達成できることに大きな違いが出てきます。

悪いイメージを脳に刻み込む方法

先日、久しぶりに怖い夢を見ました。

人間サイズのクモに追いかけ回されて、逃げながら戦うというアクション映画みたいな夢です。

仲間はクモの巣に捕えられてしまって、私だけが何とか戦っているところで目が覚めました。

何でそんな夢を見たんだろうと考えてみると、前日に見たリディックという映画で、主人公がモンスターに襲われているシーンがあったことを思い出しました。

そんな映画を見たことすら忘れていたのですが、脳はきっちり記憶していました。

何となく見聞きしたことでも、脳はしっかりと記憶してしまうのです。

しかも、脳が無意識に記憶するときは、それが良いことなのか悪いことなのかを区別せずに記憶してしまいます。

だから、犯罪や政治家の汚職のようなネガティブなニュースやワイドショーを見ていると、無意識にネガティブな情報が記憶されてしまいます。

ネガティブな情報をたくさんインプットしていると、物事の悪い面ばかり気になるようになったり、不平不満を感じたりすることが多くなります。

そんなふうにネガティブな考えに染まってしまうと、人生が悪い方向に進んでしまいます。

だから、そういうネガティブな番組はできるだけ見ない方がいいです。

そして、楽しい番組や本をたくさん見るようにして、不平不満を言う人と付き合うのを止めれば、自然にネガティブ思考は消えていくはずです。

生まれつきのネガティブ思考は治らないのか?

ネガティブ思考は遺伝ではなく、成長するにつれて身に付く思考パターンのクセです。

でも、親がネガティブ思考の場合、その思考パターンが子供にうつってしまいます。

ネガティブ思考の人と付き合わないのが一番いいのですが、親と同居していたらどうしても避けることができません。

そういう場合は、親の口からネガティブな言葉が出てきたら、話を切り上げてその場を立ち去るのがいいと思います。

相手に合わせてネガティブな話をしたり、人の悪口を言ったりしていては、ネガティブ思考は永久に治りません。

ネガティブ思考は英語で?

ネガティブ思考は、英語で「negative thinking」「negative thoughts」と言います。

以下に使い方の例をあげます。

This is what I did to help overcome my negative thoughts/thinking.

ネガティブ思考を克服するために、これをしました。

逆に、ポジティブ思考は「positive thinking」「positive thoughts」と言います。

まとめ

ネガティブ思考だと、「どうせ・・・」「・・でも・・・」という考えで、自分で自分の行動を制限してしまいます。

結果として、本当なら簡単にできることもできなくなってしまいます。

でも、テレビや本、不満ばかり言っている人からネガティブな考えをインプットするのを止めると、少しずつ前向きな人生を歩けるようになっていくはずです。

P.S.

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