少し前に、何度か
モチベーションを維持する方法について話したところ

「分かってはいるけど、どうしても体が
言うことを聞いてくれないんですよ。」

というメールをいただきました。

※モチベーションを維持する方法について読まなかった場合は、以下のページでどうぞ。

モチベーションの上げ方|止めたくても止められなくなる方法
モチベーション維持の特効薬|英語環境を作ろう
英語を話せるようになる一石二鳥の方法

上の記事でお話しした方法を実践すれば
ほぼ間違いなくモチベーションを維持して英語学習を続け
英語力がモリモリ伸びていくはずです。

でも、そもそも

「上の記事でお話した内容を行動に移すことすらできない」

ってことみたいです。

頭では「やろう」と思っていても
どうしても行動できない。

さあ、これは困った。

あなたが子供なら怖い先生やお母さんがいて
きちんと実践するように見張ってくれたりします。

でも、大人になってしまうと、世話を焼いてくれる人はいないので
自分の行動は自分で管理するしかないですね。

困ったもんだ。

■スポーツ選手が心と体を一体化させる方法

「困った。困った。」と言っていてもしかたないので
どうすれば、頭で考えたとおりに行動できるようになるか
「心をコントロールする方法」についてお話しします。

スポーツ選手や実業家などがよくやる方法で
5つあるうちのいくつかは、私も以前からやっています。

まずは、その1つ目について説明しますね。

■前向きな言葉で独り言を言う(Positive Self Talk)

あなたは、「時間がない」とか「難しい」
というような言葉を使っていませんか?

恥ずかしながら私自身は、難しい仕事をしていて
苦しくなってくると、思わず

「ああ、これは難しいなあ。コンチキショー!」

と言ってしまうことがあります。

そういうときは、すぐに前言を打ち消すように

「この仕事はやりがいがあるなあ。」

「こんな難しい仕事は、私くらいしかできないだろうな。」

のように言い直します。

苦し紛れの負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが
前向きな言葉を言うだけでやる気がぜんぜん違ってきます。

ついさっきまでは

「ああ、早く終わらないかな。」

と思っていたのが、

「さあ来い。やってやるぞ。」

という気持ちになります。

我ながら実に単純です。

こんなふうに、話す言葉からネガティブな言葉をなくして
前向きな言葉に置き換えてしまいましょう。

「時間がないから英語の勉強なんかできないよ。」

という考えが浮かんできたら

「英語を身に付けて、条件がいい仕事に就いて
もっと余裕のある生活をしよう。」

「忙しい中で勉強するために時間を作るには
どうしたらいいだろう?」

など、自分に言い聞かせる言葉を換えてしまいましょう。

それだけで行動が変わってきます。

■「難しい」ではなく「挑戦しがいがある」

ちなみに、英語では、
「difficult(難しい)」という言葉の代わりに
「challenging(挑戦しがいがある)」という言葉がよく使われます。

「difficult(難しい)」と言ってしまうと「できなくても仕方ない」
という考えが心に刻み込まれてしまいますが
「challenging(挑戦しがいがある)」という言葉を使うと
なんだかやる気が出てきます。

人間というのは単純なもので
こんなふうに普段使う言葉を前向きな言葉に変えるだけで
ものの見方や行動の内容がぜんぜん違ってきます。

すぐに実践してください。

次回は、2つ目の「前向きな宣言をする(Positive Affirmations)
についてお話しします。

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