正月に実家に帰ったときの話です。
子供のときによく遊び回った場所を何気なく歩いていたときに、神社の掲示板に書かれていた言葉に目が留まりました。
「1つ目のボタンをかけ違えたら、どんなに頑張っても残りのボタンはうまく留まらない。」
If the first button in a shirt is put wrong, then every button will be wrong.
子供のときから知っていた言葉ですが、40歳を過ぎて今頃になってやっと意味が分かったような気がしました。
たとえば、毎日、一生懸命に仕事をしているのに希望どおりの結果が出ないとします。
結果が出ない原因は、
- 努力が足りない
- 頑張る方向が間違っている(1つ目のボタンを間違っている)
のどちらかです。
2、3か月くらいしか過ぎていないなら「努力が足りない」のが原因の可能生がありますが、1年過ぎても結果が出ないなら1つ目のボタンをかけ違えている可能生があります。
頑張る方法を間違っていると、いくら時間を費やして頑張っても結果は出ないし、上司や同僚にも認めてもらえないので、
「つまらない仕事ばかりやらせやがって。」
「誰も私のことを分かっていない。」
「みんな馬鹿ばっかりだ。」
と被害者意識に偏りがちです。
ボタンのかけ違いは自分では気づかないので、信頼できる上司など誰かに意見してもらうことが必要になります。
■英語でのボタンのかけ違いは何?
これと同じように、英語の勉強でも1つ目のボタンをかけ違えると、いくら頑張っても結果がでないということになります。
日本人なら誰でも、学校で英文法を徹底的に勉強するように指導されます。
これが1つ目のボタンのかけ違いです。
最初の段階で間違っているのだから、ほとんどの日本人は、いくら頑張っても英語が身に付かないわけです。
英語を身に付けたいなら、最初から難しい文法を勉強するのではなく、ざっくりとだけ文法を勉強して、次は英作文をたくさんしたり、話す練習をしたりするのが正しい勉強方法です。
それなのに、最初に難しい文法を頭に叩き込んで、さらに単語や熟語をたくさん暗記して・・・と、最初のボタンがずれたまま次のボタンを留めるものだから、頑張っているのに結果が伴わないということになります。
さらに、TOEICで高得点を取るために英文法をもっと勉強したり、聞き流していたらペラペラになれるという触れ込みの教材でトドメを刺されてしまうわけですね。
ここまで来たらボタンはメチャクチャ。残念。
あなたは、最初のボタンをかけ違えていないでしょうか?
以下のページを参考にしてボタンのかけ違いはないか確認してください。
そして、今年こそは英語を身に付けましょう!
P.S.
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