生涯学習
子供のころいつも思っていたことに「大人は勉強しなくていいからいいな。」というのがあります。

親が勉強するのを見たことがなかったので、「勉強は子供のもの」って思っていたんですね。

でも今の私はというと、毎日が勉強ですし、これからもずっと勉強でしょうね。

今定年を迎えているくらいの世代までは、二十歳くらいまでに手に入れた知識だけで生涯なんとかやっていけたそうです。

でも今は、技術の発達と社会の変化があまりにも速いので、5年ぐらいごとに知識を更新しなければ、まともに仕事ができなくなってきているそうです。

常に勉強しなければいけない。

それを怠っている人は、自分でできないことを「山下君、これやっといてくれるか。」と、若い人に押し付けるものだから、老害などと呼ばれて疎まれることになります。

たいへんな時代が来たなとは思いますが、昔に戻ることはできないので「学び続ける」ことが「生き残ること」につながっていきます。

■ 英語を生涯学習に選んではいけない

定年が近づくと「生涯学習」を始めなきゃと言って、習い事を始める人たちがいます。

頭を使うとボケ防止になるし、お金を使うので経済の活性化にもいいということで、政府もしきりにすすめているんですね。

仲間ができるので、孤独にならないというメリットもあります。

でも、英語を障害学習に選ぶのは止めてください。

なぜなら、英語は道具に過ぎないからです。

道具といのは「使うもの」であって、「学び続けるもの」ではありません。

たとえば、日曜大工を趣味にするなら、ノコギリの使い方を学ばなければいけないですよね。

でも、ノコギリの使い方を何年も学び続けて、肝心の日曜大工をしないのであれば、目標を見失っているとしか言えません。

英語もノコギリと同じように道具なので、「英語を学ぶこと」を目標にするのではなく、「英語を使って何かをすること」を目標とするべきです。

つまり、何年も英語を学び続けるのではなく、1年くらいでさっさと基本的な英語を身に付けて、後は、「英語を使う」ことに専念するのです。

たとえば、

  • 海外文学を原文で読む、
  • 外国人の友達を作る
  • 翻訳や通訳などの仕事に挑戦してみる
  • 海外旅行を楽しむ

など、できることはたくさんあります。

もちろん、まだ定年には遠い人も同じです。

英語を「学び続ける」のではなく、学んで「使い続ける」ことを目標としてください。

使うことが道具としての英語の本来の役割ですし、英語を身に付けたらどのように使うのかを明確にすることで、英語が身に付くまでの期間をうんと短縮することができます。

P.S.
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