このメディアでは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブと協力して日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明します。
週末に、グランフロント大阪にある「ナレッジキャピタル」に行って、言語能力の重要さを再認識する経験をしました。
「ナレッジキャピタル 」というのは、企業や研究者が自分たちの研究成果を発表する場所で、新しい物好きにとってはちょっと楽しい場所でもあります。
今回行ったのは、AR(拡張現実:Augmented Reality)という技術を見るためです。
ARというのは、ディスプレイに現実世界の映像を映し出して、そこに追加的な情報を映し出す技術のことです。
たとえば、しばらく前に話題になったポケモンGoでは、スマホのカメラで写しだした現実の画像の中にモンスターを表示できますよね。
あれもARの1つです。
ナレッジキャピタルでは、ディスプレイに写した自分の姿にコンピュータで作った服を着せる技術を試してみたかったのですが、子供に占領されていたので諦めざるをえませんでした。
他にもいろいろな技術が展示されていたのですが、どれもこれも書かれている説明文が下手すぎて楽しめませんでした。
技術系の人は、自分ではよく分かっているものだから、人に説明するときに、説明不足になる傾向があります。
技術を見に行ったのに、言語力の重要さを再認識した1日でした。