プラス思考トレーニングについてお話しします。

まず、「寒い、寒い」と言う人とは付き合わない方がいいです。

これは、私が前から思っていたことですが、本を読んでいたら同じことが書かれていたので確信に変わりました。

夏の暑い日に「暑い、暑い」とわめきちらしている人や、
冬の寒いに日、「寒い、寒い」と文句ばかり言っている人とは
付き合わないようにしている。

暑い日には、暑いのが当たり前。
そんなことに対して、ぶつぶつと文句を言っているような人は、
たいていつまらない人間であって、付き合うに値しない。

『「図太い神経」をつくる本』より

文句を言っても何も変わらないなら、自分が変わるしかない。

「寒い、寒い」

とか

「今日は雨か、サイテー」

なんてことを言っても状況はよくならないし、前向きな思考の人は、ぶつぶつグチを言う人とは付き合いたくないので離れて行ってしまいます。

結果として、グチを言う人ばかり集まって愚痴を言いあうという結果になるだけ。

プラス思考トレーニングとか言う前に、まずはマイナス思考の人から遠ざかることが重要です。

■有害な思考パターン・トップ10

黄色い防護服を着た男

仕事にしても英語の勉強にしても、プライベートなことについても、今よりよい状態にしたいと思ったら、ぶつぶつ文句を言うようなダメな考え方から、前向きで建設的な考え方に変えないとうまくいきません。

そこで、仕事や勉強、私生活での成功の邪魔になる有害な10の思考パターンについてお話します。

▼1. 自分と他人を比べる。

(Comparing yourself with others.)

自分と他人を比べても、ぜったいに勝利を収めることはできません。

自分と他人ではなく、過去の自分と今の自分、未来の自分と今の自分というように、自分自身を比べるようにしましょう。

詳しくは以下のページを読んでください。

⇒ ポジティブになる方法

▼ 2. 誰も信用しない

(Trusting no one.)

白人の男性と女性

誰も信じられない人は、自分自信も信じ切れていない可能性があるので、前進することは困難です。

少なくとも自分を信じて、それができたら他人を信じるようにしましょう。

他人を信じられるようになったら、他人もあなたを信じてくれるようになります。

▼ 3. 他人がどう考えているかを心配する

(Worrying about what others think.)

芥川龍之介の『人間失格』に、

「これ以上は、世間が許さないからな」

と言われた主人公が

「世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。」

と自問するシーンがあります。

世間(他人)がどう思うかばかり気にして、自分のやりたいことができないなら、他人に自分の人生を支配させることになってしまいます。

▼ 4. 問題に圧倒される

(Allowing problems to overwhelm you.)

頭を抱えて悩む男

客観的にはささいでつまらない問題でも、そのことばかり考えていると、だんだん大事のように思えてきて、その問題に圧倒されて身動きが取れなくなることがあります。

つまらない問題について考え過ぎずに、「まあいいか。」と、やり過ごすことも大切です。

▼5. すべて自分で管理・制御できると考える

(Thinking you have control.)

すべての物事を自分で管理できたらいいのですが、望まない物事が起こることもあります。

そして、何が起こるかは管理できませんが、起こった物事にどのように反応するかは管理できます。

望ましくないことが起こったときは、周りに怒りをぶちまけるのではなく、どのように対処すればいいかを考えるほうが建設的です。

▼ 6. 自分を信じない

(Not believing in yourself.)

自分を信じられない人は、物事をゆがめて見る傾向にあります。

買い物に行ったときに店員が微笑んだのを見て、自分のことをバカにして笑ったと考えてしまうという具合です。

周りの人の言葉が、すべて自分に対する非難の言葉に聞こえたりします。

もし、自分はバカにされていると感じたら、自分の思い過ごしを疑ってみるべきです。

▼ 7. マイナス思考にとらわれる

(Letting negativity rule you.)

四つん這いで悔しがる女性

マイナス試行がクセになると、前向きな考えができなくなってしまいます。

『愛少女ポリアンナ物語』の主人公ポリアンナのように1日1つでもいいので、物事のよい面を見つけるように練習しましょう。

▼ 8. 過去にとらわれる

(Dwelling on the past.)

過去のことばかり考えて、失敗のことばかり考えているなら、同じ失敗を繰り返す可能性があります。

いくら考えたところで過去に起こったことを変えることはできないのだから、過去の失敗などは、原因を分析したらさっさと忘れてしまいましょう。

▼ 9. 困難に立ち向かうことを無意味に感じる

(Feeling conflicted about the struggle.)

頭を抱えて叫ぶ女性

困難に立ち向かうことで、人は強く賢くなります。困難につぶされるのではなく、困難を乗り越えてさらに強くなりましょう。

▼10. 休息しない

(Not giving yourself a break.)

休息することが悪いことだと考えたり、間違えることが失敗だと考えているなら、休息が必要な時期がきています。

■まとめ

黄色の笑顔のマーク

まるで自分に対する戒めのように感じながら、この記事を書きました。

最後に、アインシュタイン博士の言葉を紹介します。

The world as we have created it is a process of
our thinking.

It cannot be changed without changing our thinking.

「我々が作り出す世界というのは、我々の思考の賜物なのだ。
世界を変えるには、まず考え方を変えなくてはならない」

アルバート・アインシュタイン

今日は以上です。

参考)
http://www.inc.com/lolly-daskal/12-toxic-thoughts-that-will-destroy-your-success.html

P.S.
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■管理人の独り言

プラス思考トレーニングをしっかりすれば、不必要な不安が消えて心が穏やかになります。プラス思考になるためには、まずはマイナス思考の人と付き合うのを止めて、次に、上に書いたような有害な思考パターンを少しずつなくしていくことです。思考パターンというのは、一度に変わるものではなくて、プラス思考トレーニングを通じて少しずつ変わっていくものです。ある程度の時間がかかるので、気長にやるしかないですね。