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いくら勉強しても英語が上達しない原因についてお話しします。
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たとえば、晩ご飯にカレーを作るとします。
このときの手順をザックリ言うと
- 具材を切る
- 炒める
- 煮込む
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のように進めますよね。
味はともかく、たいていの人は簡単に
カレーを作るという目標を達成できるはずです。
でももし、具材を切る段階で
具材の切り方に極端にこだわってしまい
「お肉を切るときの包丁の使い方はこうだ。」
とか
「野菜は、この大きさ、サイズで切るのが正しい。」
とか、そんなことばかり研究しはじめたらどうでしょう。
カレーを作って食べるという目標は
いつになっても達成されません。
本来の目標は、カレーを食べること、または
誰かに食べてもらって喜んでもらうことのはず。
それが、いつの間にか、
具材の切り方を研究することに
変わってしまっているわけです。
料理人でもないかぎり
具材の切り方にそんなにこだわる必要はないし、
たいていの人は、そんな時間はないでしょう。
火が通りやすくて食べやすい形に
パッパと切ってしまうと思います。
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でも、英語を勉強しているときには
これと同じことをしていることがよくあります。
英語を身につける本来の目的は
英語を話せるようになって仕事に役立てる、だとか
海外旅行に自由自在に行けるようになる、
などのはずです。
でも、文法の勉強ばかり夢中になってしまい
気がついたら、ネイティブですら知らないような
細かいルールを勉強している、ということもあります。
受験英語がまさにそれですね。
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英語を効率的に身につけるには、
英語を身につける４ステップを実践します。
１．中学レベルの基礎文法を復習する。
２．基礎文法を使いこなす練習をする
２．５．リスニングを鍛える。
３．英作文や英会話で、たくさんアウトプットする。
４．文法や表現を勉強して間違った表現を正し、
さらに高度な表現を使えるようにする。
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文法の勉強も、リスニングの練習も
「英語を使いこなす」というゴールを達成するための
１つのステップでしかないんですね。
それ自体が目標になってしまっては
目標と手段が入れ替わっていることになります。
もしあなたが、
「勉強しているのに、あまり前進をしていない。」
と感じているなら、
具材の切り方にこだわりすぎている可能性があります。
英語を身につける４ステップを見直して、
- 自分が今、どのステップにいるのか
- 何をするべきなのか
- 何をしないべきなのか
を見直してください。
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P.S.
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あなたの目標がどんなものであれ
一番最初に、英語の基礎を鍛えることが大切です。
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－戸田亮
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編集後記
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