読者さんから受け取ったメールで
「ああ、そんな考え方じゃあ
ずっと劣等感に苦しむことになるだろうなあ。」
と思ったことがあるので共有します。
一人だけでなく複数の人から
同じようなメールがよく届くので
「これは話しておかなければ」
と思ったしだいです。
■ どうでもいいことを気にしすぎでしょ!
どういう内容のメールかというと
「私は英文がなかなか覚えられないんですが
他の人は、どれくらい勉強してえるでしょうか?」「パッとSPEAKINGで勉強していますが
なかなか上達しません。他の人は何回くらい練習したら英語がパッと出てくる
ようになっているんですか?」「参考までに教えてください。」
というタイプの「他の人はどうなの?」系の質問です。
実は、翻訳講座を受けている人からも
とてもよくあるタイプの質問です。
でも、
「他の人はどうなんだろう?」
という気持ちは分からないではないですが
自分と他人を比べるのってナンセンスです。
だって、生まれつきの能力は人によって全然違うし
生まれてから今までの数十年の積み重ねも
まったく違いますからね。
毎日、少しずつでも勉強を続けてきた人と
高校を卒業してから全然勉強してこなかった人では
同じように勉強しても結果が違うのは当たり前。
だから、他の人はどうかなんて
何の参考にもならないのです。
それに、自分を他人と比べて評価する癖を付けると
ずっと劣等感に悩むことになるんですね。
なぜなら、どんなに頑張ってスゴい結果を出しても
世の中には自分より凄い人が必ずいるから。
だから、どんなにスゴい結果を出しても
「あの人と比べて自分はダメだ」
と考えてしまうんです。
■敵は本能寺にあり?
こういうメールをもらったときは
私はいつも
「他人と比べるのではなく
過去の自分と今の自分を比べて
どれだけ前進したかを確認した方がいいですよ。」
とアドバイスしています。
つまり、ライバル(敵)は自分の外(本能寺)ではなく
自分の中に見つけた方がいいってこと。
でも今日からは、あなたを鼓舞するために
もう一言付け加えたいと思います。
それは
「目標とする自分と今の自分を比べて
どれくらいの差があるかを確認してください。」
ってこと。
そうすれば
「理想の自分と今の自分には
どれくらいの差異があるのか?」
「理想の自分になるためには
何をどれくらいすればいいのか?」
ってことが明確になってきますよね。
これなら、他人と比べて劣等感を覚えることもないし
目標に向かって前進できるようになってきます。
テレビやネットを見ていると
自称「スゴい人」が大勢いますが気にせずに
自分のペースで前進することをお勧めします。
P.S.
なお、気楽に英会話をマスターする方法については
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