「やりたい気持ちはあるのに、時間が足りない…」

そんなふうに感じる場面、ありませんか?

私の講座に関心を持ってくださる方の中でも、特に多いご相談が「勉強のための時間が取れそうにない」というものです。

「意欲はあるけれど、スケジュールに追われて続けられるか不安です」

という声をよく耳にします。

以前、複数の仕事をこなしながら、小さなお子さん4人を育てているお母さんとお話ししたことがあります。

その方は、「2時間くらいなら、必ず時間は作れる」と、迷いなく話してくれました。

まるで、「忙しさを理由にしてはいけない」と言わんばかりの力強さでした。

では、どうやってそんなふうに時間を捻出しているのでしょうか?

ポイントは、「スキマ時間ができたら勉強しよう」ではなく、「この時間は勉強に使う」と、あらかじめ決めておくことです。

たとえば、「お風呂の後の1時間は必ず学習に使う」といった具合に、ルールを作ってしまうのです。

そしてその予定を家族にも伝えておけば、途中で中断されにくくなります。

まとまった時間には、ノートを使ったりパソコン作業をしたりと、集中力が必要なことを進めるのが効率的です。

これに加えて、ちょっとした空き時間を活かせば、思っている以上に多くの学習時間を確保できるはずです。

実際、講座を受けている方たちも最初は時間のやりくりに不安を感じていますが、日常の流れを見直すことで、無理なく学習に取り組めるようになっています。

どれだけ予定が詰まっていても、やると決めた人はやっている

少しきつい言い方になるかもしれませんが、大事なのは「できるかどうか」よりも「やると決められるかどうか」なのではないでしょうか。