英語勉強方法には、大きくわけて2種類あります。
1つは、「目的型」、もう1つは「全領域カバー型」です。

どちらも一長一短ありますが、どちらの方法で英語を勉強するべきかということは、
以下を基準に選ぶことができます。

  • 海外旅行先での英会話など、お決まりの会話を短期間に身に付けたい場合は目的型
  • どんな場面でも対応できる英会話力を身に付けたい場合は全領域カバー型

次に、目的型と全領域カバー型の特徴を詳しく説明します。

目的型

レストランでの英会話ほとんどの英会話教材や、英会話スクールが
目的型の勉強方法を採用しています。

目的型とは、レストランでの会話、ホテルのチェックインのときの会話、病院での会話など、場面ごとの英会話の例を覚えていく方法です。

決まり切った場面での決まり切った表現を覚えるだけなので、比較的、短期間に身に付けることができます。

このため、海外旅行などで簡単なやり取りをできれば事足りる場合や、
深い内容の話をする必要がない場合は、目的型の勉強法でも対応できます。

私の経験から言えば、海外旅行、ワーキングホリデーくらいなら、
目的型の勉強法でも対応できます。

表面的なやり取りをするだけでいいなら、
目的型が手っ取り早いと言えるでしょう。

ただし、数多くの場面を想定して、いろいろな会話を練習しておく必要があるうえ、
練習していた会話から少しでも話題がそれたら対応できなくなります。

また、会話に応用が聞かないので、深い内容の話はできません。


全領域カバー型

どんな場面でも対応できる英会話の勉強方法英語の基礎構造を頭に染み込ませることで、
どんな場面にでも対応できる英語力を身に付ける方法です。

レストランの会話のような場面ごとの会話を覚えるのではなく、英語の基礎構造(幹)を頭に染み込ませます。

この方法で英語を身に付けると、主語、動詞など
文法を意識せずに英語で話せるようになります。

また、基礎構造(幹)を育てたら、単語(枝葉)を増やすだけで、どのような場面の会話でも対応できるようになります。

会話に応用が効くので、複雑な話や、深い内容の話もできます。

また、英語の語順のままで英語を理解できるようになるので、リスニングも劇的に上達します。

本当の英語力が身に付くため、TOEICの文法もリスニングも
ラクラクこなせるようになり、スコアが劇的に伸びます。

どちらの勉強法があなたに向いているか?

海外旅行での会話など、表面的なコミュニケーションをするだけでいいなら、
目的型の勉強法をお勧めします。

空港、ホテルのフロント、レストランなど、
本当に必要な会話だけに限定すれば、かなり短期間に使えるようになるからです。

ただし、覚えておいた英語表現をそのまま言うだけになるので
込み入った話をする能力は身に付きません。


簡単な会話だけでなく、もっと込み入った仕事でのやり取りなどを
自由にできるようになりたい場合は、
全領域カバー型の勉強法をお勧めします。

全領域カバー型で英語の基礎構造を身に付けたら、
仕事で使う単語や表現など、あなたに必要な単語や表現を覚えるだけで、
どんな場面でも対応できるからです。


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