ときどき、英語の勉強を始めたばかりの人から「1日に何時間、勉強すればいいですか？」と質問されることがあります。
当然、勉強時間は長い方がいいに決まっています。
でも、個人の能力の違いによって上達の早さはまったく違うので、「1日に何時間勉強すれば身に付く」と言えるものではありません。
また、1日1時間勉強するにしても、集中して勉強するのと、テレビを見ながらボンヤリ勉強するのとでは、まったく効果が違います。
時計を見ながらボンヤリしたり、ついついネットサーフィンということもあるはずです。
だから「1日に1時間勉強する」というように時間で決めるのではなく、「今日は教材の何ページから何ページまでやる」というように量を決めた方がいいです。
たとえば、
- 教材を1日10ページする
- 1日1レッスンを終わらせる
- 単語を10個覚える
など、どれだけ勉強するかを決めておきます。
そして、
予定した勉強が10分で終わったら、
その日の勉強はお終い、
予定した勉強が終わらないなら、
2時間でも3時間でも続ける
というようにします。
これなら、確実に前進することができます。
もちろん、10分で終わったとしたら、そもそも量が少なすぎるので、次の日からはもっと増やす必要があります。
逆に、あまりに長い時間がかかるようなら少し減らした方がいいでしょう。
どれくらいの量が適切かは、しばらく勉強してみたら分かるはずです。
どれだけ勉強するかを時間で決めると、ボンヤリしている時間も勉強したと勘違いしてしまうので「勉強しているのに上達しない」と思い違いをしてしまいます。
でも、量を基準に考えると勉強していなければハッキリ自覚できるので、確実に結果を出すことができます。
P.S.
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