今日は、ラクラク英会話の2日目です。
今日のレッスンでは、三人称単数について学びます。
英語学習者が最初につまずくのが、三人称単数だと言われています。
ラクラク英会話では、誰でも理解できる言葉で説明しますので安心してください。
ラクラク英会話の使い方
ラクラク英会話では、英語を話せるようになるための練習をします。
以下に勉強方法を4ステップに分けて説明しています。
でも、難しいことを考えなくても、この教材を前から順に進めるだけで大丈夫です。
ステップ1:
最初に文法を簡単に説明します。
文法が嫌いな人でも1分で理解できるように簡潔に説明していますのでご安心ください。
文法は、英会話の練習を通じて身に付けるというのがラクラク英会話の真骨頂なのです。
ステップ2:
例文を紹介していますので、つまずかずに言えるまで声に出して練習してください。
ステップ3:
日本語を見て英語で言う練習をします。
英語がパッと出てくるようになると英会話のときにもスイスイと言えるようになります。
ステップ4:
英会話オーディオをダウンロードして、仕上げの練習をします。
一般動詞をマスター(三人称単数の肯定文)
最初に、主語が三人称単数のときの動詞の使い方を練習します。
「三人称単数」というのは、「 he 」「 she 」「 it 」と、それらに置きかえることができる単語のことです。
たとえば、「 Mr. Nagashima 」は「 he 」に置き換えることができるので三人称単数です。
また、「 a desk 」は「 it 」に置き換えることができるので三人称単数です。
でも、「 girls 」は、「 he 」「 she 」「 it 」のどれにも置き換えることができません。
置き換えるとすれば「 they / them 」ですよね。
だから、「 girls 」は三人称単数ではありません。
Mr. Nagashima | 「he」に置き換えられる | 三人称単数 |
a desk | 「it」に置き換えられる | 三人称単数 |
girls | 「they / them」に置き換えられる | 三人称単数ではない |
たとえば、
Mr. Yamashita speaks English well.
(山下さんは英語を上手に話します。)
という文では、主語の「Mr.Yamashita」は「he」に置き換えることができます。
He speaks English well.
(彼は英語を上手に話します。)
という具合です。
つまり、「Mr.Yamashita」は三人称単数です。
主語が三人称単数なので、「speak」という動詞に「s」が付いて「speaks」に変わっているのです。
つまずかずに言えるように、声に出して読んでください。
↓
サトシは、ソニーで働いています。
Satoshi works for SONY.
マイコは、毎朝6時に起きます。
Maiko gets up at 6 o’clock every morning.
ヒロシは、とても上手に英語を話します。
Hiroshi speaks English very well.
タダシは、毎日職場に車で行きます。
Tadashi drives to his office every day.
その新幹線は、11時に東京に着きます。
The Shinkansen arrives at Tokyo at 11 o’clock.
↓
サトシは、ソニーで働いています。
マイコは、毎朝6時に起きます。
ヒロシは、とても上手に英語を話します。
タダシは、毎日職場に車で行きます。
その新幹線は、11時に東京に着きます。
日本語を見たとたんに英語がパッと出てきましたか?
言葉が詰まってしまった場合は、前に戻って英文を確認してから、またここに戻ってきてください。
日本語を見たらすぐに英語が出てくるように練習しましょう。
一般動詞をマスター(否定文)
Mr. Yamashita speaks English well.
(山下さんは英語を上手に話します。)
↓ ↓ ↓
Mr. Yamashita does not (doesn’t) speak English well.
(山下さんは英語を上手に話しません。)
それだけです。
私の祖父は、肉を食べません。
My grandfather doesn’t eat meat.
そのバスは、時間通りに来ません。
The bus doesn’t come on time.
私の父は、タバコを吸いません。
My father doesn’t smoke.
このペンは、使えません。
This pen doesn’t work.
※「work」=機能する
この電車は、銀座に行きません。
This train doesn’t go to Ginza.
練習できたら次に進みましょう。
では、先ほどの文章を今度は英文を見ずに言ってみましょう。
↓
そのバスは、時間通りに来ません。
私の父は、タバコを吸いません。
このペンは、使えません。
この電車は、銀座に行きません。
時間をかけて和文英訳しなくても、スラスラと口から出てきましたか?
スラスラ出てこない場合は、前に戻って英文を見ながら練習しましょう。
「英会話というのは、頭の中で一瞬のうちに英作文すること」
です。
普段から練習しておくと、外国人と向かい合ったときにパッと英語が出てくるようにな
ります。
一般動詞をマスター(疑問文)
主語が三人称単数のときには、
Mr. Yamashita speaks English well.
(山下さんは、英語を上手に話します。)
のように、動詞の最後に「s」がつきます。
そして、このような文を疑問形にするときは、文頭に「Does」を付けてから、動詞の「s」を取り除きます。
Does Mr. Yamashita speak English well?
(山下さんは、英語を上手に話しますか。)
という形です。
これに対する答えは、
Yes, he does. / No, he does not (doesn’t).
(はい、(彼は)話します/ いいえ、(彼は)話しません)
のようになります。
「 Does ~ 」という質問には、
Yes, ~ does. / No, ~ does not (doesn’t).
で答えるのがルールです。
では、次に例文をいくつか紹介します。
つまずかずに言えるまで、声に出して読んでください。
↓
Does Satoshi work for NTT?
はい。働いています。
Yes, he does.
マイコは、毎朝6時に起きますか?
Does Maiko get up at six o’clock every morning?
はい。起きます。
Yes, she does.
クリスは、毎週土曜日に買物に行きますか?
Does Chris go shopping on Saturdays?
はい。行きます。
Yes, she does.
あなたの息子さんは、自分の部屋を片付けますか?
Does your son clean up his room?
いいえ。片付けません。
No, he doesn’t.
そのバスは、時間通りに来ますか?
Does the bus come on time?
いいえ。来ません。
No, it doesn’t.
では、先ほどの文章を今度は英文を見ずに言ってみましょう。
↓
サトシは、NTTで働いていますか?
はい。働いています。
マイコは、毎朝6時に起きますか?
はい。起きます。
クリスは、毎週土曜日に買物に行きますか?
はい。行きます。
あなたの息子さんは、自分の部屋を片付けますか?
いいえ。片付けません。
そのバスは、時間通りに来ますか?
いいえ。来ません。
どうですか?
日本語を見たとたんに、反射的に英語が出てきましたか?
オーディオで練習!
ここまで、しっかりと練習はできているでしょうか?
以下のオーディオで英会話を練習してください。
mp3ファイル(約16分)
オーディオでは、最初に日本語を読み上げますので、そのすぐ後に英語で言ってください。
しばらく時間を空けて英語が流れますので英文や発音に間違いがないか確認してください。
オーディオでは、同じ英作文の練習を3度繰り返します。少しずつ制限時間が短くなりますので、よりすばやく英語を話す練習をすることができます。
目で見て、耳で聞いて、声に出して練習することで、学習効果が何倍にもなります!
オーディオの課題がスイスイできるようになれば、今日の練習は完了です。
次のレッスンを楽しみにしていてください。