英語の悩みは何か、読者さんにアンケートをお願いすると、かなりの数の人が「やる気が続かない。」、「やる気はあるけど行動できない。」と回答します。
そこで、英語の目標を達成するために、モチベーションを維持して、バリバリ勉強できるようになる方法を紹介します。
「勉強しなければ・・・」
などと、「must」だったイヤなことでも、何も考えずに自然と行動できるようになります。
モチベーションがバリバリになる目標達成術
モチベーションを上げるのに効果的なのは、
潜在意識の性質を利用することです。
人間の脳は、やりたくないことを
「やらなきゃ、やらなきゃ。」
と考えても、何かと言い訳を見つけ出して、やらないで済まそうとします。
そこで、「やらなきゃ」と考えるのではなく
意識しなくても自然に行動してしまうように潜在意識をプログラムするわけです。
ここで紹介するのは、自己啓発や目標達成の分野で実際に広く採用されている方法です。私自身も、ずっと前から実践していますが効果は抜群です。
1.具体的な目標を決める
行動できない一番の理由は、具体的な目標がないことです。
「今の時代、英会話くらいはできなきゃね。」
と思いながらも、別に英語ができないと困るわけでもないので
ズルズルと先延ばしにしてしまう状態です。
この状態を克服するには、具体的な目標を作ることです。
目標と言っても、特別に立派なことである必要はありません。
- 海外旅行に個人で行く。
- 外国人の友達・恋人を作る。
- 海外の取り引き先と英語で世間話をする。
- 映画・ドラマを英語で楽しむ。
のように、何でもかまいません。
あなたが現実感を感じることができて、
「これが実現したらいいな!」
と思うようなワクワクする目標を選びます。
目標がない場合は、何でもいいので仮の目標を決めてください。
仮の目標に向かって勉強しているうちに、
本当の目標が見つかることもあります。
2.目標達成したシーンをイメージする
目標を決めたら、目標を達成したらどうなるか
想像してみます。
海外旅行に個人で行って、
現地の人と会話を楽しんでいるシーンなどはどうでしょうか?
または、仕事の後に外国人を飲み屋に連れて行って
仕事に関係ない話で盛り上がるというのも楽しそうです。
そういう目標を達成したシーンを想像してください。
これを5分程度でいいので、毎日続けます。
3.目標を達成するために、何をするかを書き出す
次は、目標を達成するために、何をするべきかを書き出します。
- 外国人を笑わせる面白い自己紹介を準備する。
- 仕事について説明できるようにする。
- 外国人の話を理解できるようにリスニング力をつける。
など、やるべきことを書き出します。
4.具体的な作業を書き出す
やるべきことを書き出したら、具体的な作業を書き出します。
- 面白い自己紹介を作文する。
- 作文を英語に訳してみる。
- 英語の得意な人に修正してもらう。
- 繰り返し読んで練習する。
などです。
具体的に何をするか明確になるので、行動しやすくなります。
作業しているシーンと完了したシーンをイメージする
実際に作業しているシーンをイメージしてください。
もし不足していることがあれば、このときに気付くので
必要な手順を考え直すことができます。
イメージの中で最後まで無事に行動できたら
実際に行動したときもスムーズに実行できます。
完了したシーンもしっかりとイメージします。
このとき、実際にガッツポーズをして
「やったぞ!」
という気持ちを体全体で感じます。