指を立てたビジネスマン

あなたは「私など、まだまだです」みたいな「謙遜(けんそん)」の言葉を使っていませんか?

謙遜は日本人の美徳の1つとも言えるのですが、自分自身に

「私は、まだまだダメな人間だ」

と言い聞かせることになるので、セルフイメージが下がってしまい、価値が低い人間だと思ってしまう悪影響もあります。

無意識にすり込まれるので、知らず知らずに「自分はダメな人間だ」と思ってしまいます。

自分は価値が低い人間だと思ってしまうと、仕事でもスポーツでも勉強でも、本来の実力を発揮できなくなります。

そうなると、

「やっぱり自分はダメな人間だ」

と、さらに思い込みを強化することになります。

だから、謙遜の言葉を使うときは、かなり注意する方がいいです。

知らず知らずに子供を傷つけているかも

自分ではなく、家族について謙遜することも避けた方がいいです。

たとえば、あなたのお子さんについて話しているとき

相手「お宅の○○ちゃん。すごく頭いいらしいですね~」
あなた「いえいえ、ぜんぜんそんなことないですよ。」

のような会話をすると、それを聞いていた子供は

「ああ、僕はぜんぜんダメなんだ」

と、そのまま受け入れてしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。

一切の謙遜をしなければ、自信過剰の嫌な人に見えるかもしれません。

でも、使い方に気を付けなければ、自分と家族を傷つけることになるので注意した方がいいですね。

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