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私には、数年前から愛読しているメルマガがあります。
そのメルマガに、
「そのとおり！」
と、膝をたたくほど共感することが書かれていたので
共有したいと思います。
「水は99度まで熱しても水のままである。
しかし、100度に到達したとたんに沸騰して
気体という以前とは異なる形態になる。」
もちろん、水の話をしているのではなく、
私たちの技術の話をしているのです。
つまり、ほんのわずかな違いが「現状維持」か
「次のレベルに進むか」を決めるというのです。
英語について考えてみます。
自信を持って
「私は英語ができます」
と言えるようになるかどうかは、
英語力が「沸点」に達したかどうかに
かかっています。
英語力が沸点に達するということは、
不自由なく英語で会話をしたり
読み書きできるということです。
この段階に達すると、
今までとは違う世界が開けてきます。
何が変わるかというと・・・
- 仕事の幅が広くなります。収入が増えるかもしれません。
- 交友範囲が広がります。つまり、外国人と「対等に」つきあえるようになります。
- 情報量が数倍に増えます。
インターネットで配信されている情報は、
ほとんどが英語で書かれています。
その情報をすべて手に入れられるようになります。
他にも、海外旅行がラクラクになるというメリットもあります。
私の考えでは、
「他の人には、なかなか身に付けられないスキルを身に付けた！」
という自信を持てることが、かなり大きいと思います。
こうなると
「私は英語ができます！」
と自信を持って言えるようになります。
英語力が沸点に達したら、
このようなメリットを享受することができます。
でも、いくら長年、英語を勉強しても、
沸点に達していなければ、
これらのメリットは享受できません。
９９度では沸騰しないのです。
沸騰しなければ、ただの「勉強熱心な人」です。
英語の勉強を続けていると、少しずつ英語力が伸びていきます。
英語力が伸びると、TOEICなどの試験で点数が上がります。
そのまま勉強を続けると、
ある時点でついに沸点に達します。
そうなると、英語でコミュニケーションをとれるようになり、
情報収集もラクにできるようになります。
でも、まだ沸点に達していない人、
つまり、９９度くらいでウロウロしている人は
英語を自由に使うことができません。
だから、
「勉強しても、ぜんぜん英語が上達しない」
という状態が続きます。
この状態が続くと、自分の能力に自信が持てなくなり、
他人のほうが自分より優れているように思えます。
すべてを手に入れる人というのは、
沸点に達するまで継続することが習慣になっている人です。
これとは逆に、何も手に入れられない人というのは、
沸点に達する前にあきらめてしまう人のことです。
英語はどれほど長い時間をかけて勉強しても、
会話や読み書きができるようにならなければ意味がありません。
せっかく99度まで達したのに、あきらめてしまわないように
もう少しだけ続けることが大切です。
■ 編集後記
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