世の中には、自信がある人と自分に自信がない人がいます。
自信がある人は、何の根拠もないのに、いつも自信に満ちあふれる堂々とした態度で、難しいことでも平気な顔で挑戦し続けます。
自信がある人は、たとえ失敗しても気にするようなそぶりは見せず、上手くいくまでまた挑戦します。
だから、周りの人に頼りにされ、会社ではいち早く出世する候補となります。
■自分に自信がない人の特徴
自信がない人は、周りの目から見ると十分に実力があるように見えても、自分では「自信がない」「まだまだ」と考えてしまい行動できなくなってしまいます。
いつも失敗したときのことを考えてしまい、恐怖のために行動できなくなってしまうのです。
「自信がない」も「まだまだ」も余計な判断、勘違い。そのことに気づかないと、人によっては「自信がないから、もうしばらく様子を見よう」と、大事な決断を先延ばしにしたり、「自信をつけたいから、もっと頑張らないと」と無理しすぎたり、「自信をつけるために、次はこの資格を目指そう」と、自分にムチを打ち続けるということが起こります。
しかし、いくら「先延ばし」しても、自信が持てる状況は、たぶん来ません。いくら「無理」しても、「さらなる目標をクリア」しても、きっと自信はつかないでしょう。
「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」」より
私は翻訳の通信講座を運営して、プロ翻訳者を目指す人に翻訳の勉強と仕事を獲得する手伝いをしています。
受講生の中にもやはり、自信がある人と、実力はあるのに自信が持てない人がいます。
自信がある人は、たとえ実力が伴わなくても仕事を獲得するために営業活動に挑戦を続け、その結果、いち早く翻訳者デビューを果たします。そして一度デビューしてしまえば、仕事をこなしているうちに必然的に実力は伸びていきます。
自信がない人は、実力があるのに、「自分はまだまだ」と考えてしまい、仕事を獲得するための行動はせずに、いつまでも勉強だけを続けています。
このことから、目標を達成できるかどうかは、実力よりも自信の有無にあるように思えます。
■自分に自信を持つ方法とは
自分に自信を持つためには、小さなことでもいいので、とりあえず経験を積むことです。
他人にほめてもらったり、励ましてもらったりしても、そのときは気分がよくなりますが、しばらくすると、また自信がない状態に戻ってしまいます。
行動・経験を積み重ねることだけが、本当の意味で自信をつけることにつながります。
自信がないから行動できないということもあるでしょう。
でも、そんなときこそ、「これは妄想ではないか」と考えてください。「失敗するかもしれない」「迷惑をかけてしまうかもしれない」「わたしなんてまだまだ」といった、ためらいがないでしょうか。あるとしたら「妄想」です。
「反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」」より
失敗したらどんなことが起こるかを考えてみましょう。
- お金を失う(いくら?)
- 家族や友達に迷惑をかける(どんな迷惑?)
- 取り返しがつかないことになる(どんな?)
そう考えると、失敗してもたいしたことは起こらないことが分かるはずです。それが分かれば、「とにかくやってみよう。」という気持ちが湧いてくきます。
■やり方が分からない場合
「とにかくやってみよう」と思ったときに、やり方が分からなくてつまずいてしまうこともあります。
そういうときは、やり方を知っている人に「どうすればいいですか?」と聞けばいいだけです。
失礼な態度やすべて丸投げするような態度でなければ、たいていの人は、あなたが知りたいことを教えてくれるはずです。
- とにかくやってみる
- 経験を積む
を繰り返すことで自信をつけることができます。まずは最初の一歩を踏み出してみましょう。
P.S.
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