長年かけて英語を勉強して、ある程度はリスニングができるようになっても、英会話となるとぜんぜんダメという人が大勢います。
実際に、「英語を話そうとしても、一言も出てきません。」という相談をよく受けます。
文法は勉強したし、たくさんの単語や表現を覚えて英語を聞き取れるのに、英語で話そうとすると一言も出てこないのは、なぜでしょうか?
リスニングとスピーキングの違い
リスニング(聞くスキル)とスピーキング(話すスキル)は、まったく異なるスキルです。
だから、リスニングを練習したらスピーキングが上達するということはあり得ません。
使う脳が違う
まず、脳の中でリスニングを担当する部分と、スピーキングを担当する部分は明確に分かれています。
だから、リスニングを担当する脳を鍛えても、スピーキングは上達しません。
この例として、アメリカ移民の子どもの例についてお話しします。
アメリカ移民は、アメリカで生まれた子どもと話をするときは母国語で話します。
子どもは親の話す母国語を聞いて育つので、母国語を聞いて理解できるようになります。
でも、子どもは家にいるとき以外は英語の世界で生活しているので、英語が母国語として身に付きます。
この結果、親が積極的に母国語を教えないかぎり、母国語を聞いて理解することはできるけれど、母国語を話すことができないようになってしまいます。
まさに、リスニングはできるけどスピーキングができない状態です。
「知ってる」のと「使える」のはまったく違う
次に、リスニングは受け身的な能力ですが、スピーキングは能動的な能力という違いがあります。
つまり、英語を聞いて理解することは、言葉の意味を知っているだけでもできます。
でも、自分で英語を話すには、自分で文章を組み立てる能力が求められるわけです。
このように、聞き取る能力と話す能力は、まったく違う2つの能力なのです。
だから、英文を読んだり、リスニング教材を聞いたりしているだけでは、英会話の能力は身に付きません。
では、どうすれば英会話の能力を独学で身に付けられるのでしょうか。
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英会話の能力を独学で身に付けるには
英語を読んだり聞いたりしても英会話が上達しないなら、どんな勉強をすればいいでしょうか?
英語を話す能力とは、頭の中で瞬間的に英作文をする能力のことです。
瞬間的に英作文ができるように練習すれば、英語を話せるようになります。
■英語で話せるようになる勉強法
英語を話すという能力とは、瞬間的に英作文する能力のことです。
でも、誰しも最初から瞬間的に英作文できるわけがありません。そこで、最初は一人でアウトプットの練習をたくさんします。
つまり、できるだけたくさん英語で「独り言」を言う練習をするわけです。
その日の出来事を英語で話してもいいし、友達に言いたいことを英語で言ってみてもかまいません。
最初は、ひとこと言うだけでもかなり時間がかかりますし、かなり疲れますので、イヤになることもあると思います。
でも、このアウトプット練習をたくさんすると、最初はひとこと言うのに30秒もかかっていたのが、3秒で言えるようになり、最後には一瞬で言えるようになります。
言いたいことがスイスイと口から出てくるようになると、ネイティブと向かい合ったときでも言いたいことが言えるようになります。
一人英会話の2つの弱点
この一人英会話練習を続けると、少しずつ英語で言いたいことを言えるようになります。
でも、致命的な弱点が2つあります。
それは、
- すでに知っている英語表現ばかり使ってしまうため、さらにレベルの高い英語が身に付きにくいこと。
- 2つ目は、一方的に自分の意見を言う能力は育つが、会話のように相手の話に合わせて自分の意見を言う「会話のキャッチボール」の能力が育たないこと。
です。
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