芸能人の顔は思い出せるのに
名前を思い出せないってことはありませんか。
芸能人の名前でなくても
ついこの間まで自由に使っていた言葉なのに
なぜか思い出せないことってありますよね。
特に歳を取ってくると
そういうことが多くなってくると思います。
そういうときって、
じれったくてムズムズした気持ちが続くから
気持ち悪いですよね。
■英語を話すときも同じ経験をしていませんか
外国人と英語で話をするときも
最初はこれと同じ経験をするんですよね。
これまで勉強してきてよく知っている単語なのに
いざ英会話で使おうと思ったら思い出せない。
いつも見ている単語なのに思い出せない。
眉間にしわを寄せてぐ~っと頑張ってやっと思い出し
やっと言えたと思ったら、単語が1つポロっと出てくるだけで、
ぜんぜん英文になってなかったりして。
私もずいぶんそういう経験をしましたが
「どうしてだろう」
って、すごく悔しい気持ちでいっぱいでした。
■英語を勉強しても話せない理由
どうして、知っている言葉なのに思い出せなくて
しかもうまく使えないかというと
認識すること(recognition)と思い出すこと(recollection)は
別のことだからなんです。
たとえば、「impressive」という単語を覚えたとします。
そして、英文の中で「impressive」という単語を見たり
リスニング教材で聞いたときには「印象的な」という意味を
思い出せるようになったとします。
この時点で、「認識」できるようになっているので
TOEICなどの試験のときには役に立ちます。
でも、英会話の途中なんかに
何もないところから「impressive」という単語を
思いだそうとすると、これができないんですよね。
なぜなら、思い出すこと(recollection)ができるほどには
「impressive」という単語が身についていないから。
これが、認識すること(recognition)と
思い出すこと(recollection)の違いです。
■学習効果を高めて英会話で思い出せるようになるには
TOEICみたいな試験の点数を上げるだけなら
認識(recognition)だけできたら十分です。
でも、英会話ができるようになるには、
思い出すこと(recollection)ができなければいけません。
どうすれば英会話のときに
自由に思い出せるようになるかというと
普段の勉強のときに、思い出す練習を十分にしておくこと。
たとえば、
- 英語で日記を書いてみる
- 英語で独り言を言ってみる
- 瞬間英作文をたくさん練習する
- 英会話の練習パートナーと会話の練習をする
というように、普段から頭の中の知識を
いつでも引き出せるように練習しておくことです。
これだけで学習効果がうんと高くなるし
英語で話すときにパッと出てくるようになります。
単語を覚えたり、オーディオを聞いたりという練習は大切ですが
そうして学んだことを思い出す練習を十分にしておかないと
「知っているのに思い出せない」
というじれったい経験をすることになります。
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