英語を身につけるときの
一番の敵は何だと思いますか。

「単語が覚えられない」
とか「モチベーションが出ない」なんてのはナシですよ。

自分がやる気を出せば解決しますから。

そんなのじゃなくて

「毎日、しっかり勉強しているのに
それでも英語が身につかない」

「TOEICや英検みたいな試験では
そこそこの点数を取れるのに
外国人と英会話をしようと思ったら英語をぜんぜん話せない」

というような状態になってしまう
英語上達の敵のことです。

少し考えてみてください。

■英語を身につける一番の敵はこれ

英語を身につけるときの一番の敵は何かというと
それは「完璧主義」なんですね。

これは試験勉強の弊害だと思います。

外国人と英語で話した経験がある人なら、
たいていは以下のようなことを経験しているはずですよね。

  • 文法を間違えるのが怖くて、何も言えなくなってしまう。
  • 発音に自信がなくて、何も言えなくなってしまう。
  • 相手の言うことを聞き取れなかったときを想像すると怖くなってしまい、何も言えなくなってしまう。
  • 細かい文法ルールが気になって、文法の勉強にばかり時間を費やしてしまう。
  • 「ネイティブはそんな言い方しません」とか「学校英語は使えない」というようなことをよく聞くから、学校や英会話教材で覚えた表現を使えなくなる。

これ、ぜんぶ完璧主義の弊害です。

受験英語でも、TOEICやTOEFL、英検なんかでも、
英語をうまく聞き取れなかったり、文法を間違えたりすると
ぜんぶペケ、減点になってしまいますよね。

だから、試験で点数を上げようと思ったら
ミスをせずに完璧を目指さないといけない。

そんなふうに試験のための勉強をしていると、
どうでもいいような小さなミスでも怖くなってしまって
何も言えなくなってしまうんですね。

これ、ぜんぶ完璧主義の弊害です。

完璧主義に陥ってしまうと

「間違った英語を使うのは恥ずかしい。」

「自分の英語はまだまだダメだ。」

「ネイティブと英語で話すのは、もっと勉強してからにしよう。」

という考えにハマってしまって
いつまでたっても英語を使えるようにならないんです。

■本当はすごい私

でも本当は、少しくらい文法を間違えていても
発音がマズくても、リスニングが下手でも

「第二言語を話せることはスゴいこと」

なんですよ。

試しに、
あなたが見たことのある外国人で
日本語を話せる人がどれくらいいるか考えてください。

「日本語は話せないけど
英語とドイツとフランス語を話せる人を知っている」

なんてのは数に入りませんよ。

だって、ヨーロッパの言語は
たいていどことなく似ているから
どれか1つの言語を話せたら、他の言語も
わりと簡単に身につけることができるんです。

そうではなくて、英語と日本語とか、
フランス語と日本語を話せる外国人を見たことありますか。

テレビに出ている人以外では
たぶんないですよね。

日本語とヨーロッパの言語はぜんぜん違うから
ものすごく難しいんです。

日本人が英語を身につけるのは
ドイツ人が英語を身につけるのに比べると何倍も難しい。

だから、少しくらい文法を間違えていても
発音は少しマズくても、リスニングが下手でも

「第二言語を話せることはすごいこと」

なんですよ。

完璧でなくても英語を話せるってことはスゴい。

英語はコミュニケーションのためにあるんだから
文法や発音を少し間違えていても
意思疎通ができたら問題ないんです。

試験のときみたいに「完璧」でなくても問題なし。

■完璧主義をやめると英語は伸びる

この「完璧主義」をやめる
英語力はいっきに伸びるようになります。

いつまでも文法ばかり勉強している人は
次のステップに進めるようになるし

間違えるのが怖くて言葉が出てこない人は
開き直って、言いたいことをガンガン言えるようになります。

「私の英語は少し間違ってるかもしれないけど
私は日本語と英語を話せる。

それに比べて、あなたは英語しか話せない。
だから、私の方がエラい。」

くらいに考えられるようになります。

「TOEIC 900点だから私はスゴい」
みたいな根拠はいらないですよ。

「日本語をぜんぜん話せない外国人より
英語を少し話せる私の方がエラい」

くらいに考えて、完璧な英語でもいいので
間違えるのを恐れずにどんどん話すようにすると
英語の上達がうんと速くなります。

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