あなたは記憶力に自信はありますか?

私のところには

「記憶力が悪いので単語を覚えられません。」

とか

「還暦なので覚えてもすぐ忘れてしまいます。」

というメールが読者さんから届くことがあります。

確かに、記憶力は個人差があるし
歳を取ってくると、知ってるはずの言葉が
出てこなかったりします。

私も40歳を過ぎてから
それを実感することがあります。

でも、そういうことを言葉にして言っても
何もいい影響はないってことを知っていますか?

今日は、その理由と、記憶力を5倍アップする方法についてお話しします。

■言葉にすると本当になる

おそらく

「私、物覚えが悪いんですよ。」

と私にメールされる方は、他の人にも
同じような話をされていることと思います。

本当に感じたことをそのまま言葉にしているだけだと思いますが
悪いことを言葉にすると、間違いなく本当になります。

なぜなら、

「私、物覚えが悪いんですよ。」

ってことを繰り返し言っていたら

「そうか、私は物覚えが悪いんだ。」

ってことを脳が納得してしまうんですね。

脳が納得してしまうと、本来の能力より
ずっと低い能力しか発揮できなくなります。

つまり、いくら頑張ろうと思っても
自分でブレーキを踏んでいる状態です。

こうなると、10の努力をしても
ブレーキのせいでマイナス3になってしまい
結局、7の結果しか出せなくなったりします。

そうなると、とても残念です。

だから、自分は本当に記憶力が悪いと思っても
言葉に出してはいけません。

■記憶力が良くなる薬が発明されるまで

当然のことですが

「私、記憶力が悪いんで英語が覚えられません」

と私に言われても
私には、他人の記憶力を良くする超能力はありません。

私にできるのは、今までに何度もお話したように

「単語や英文をできるだけ楽に覚えて
忘れにくくする方法」

「英会話のときに、
パッと出てくるように練習する方法」

をお伝えしたり、そのために役立つ教材を
提供したりすることだけです。

記憶力が良い人も悪い人も
自分に与えられた能力を最大限に発揮できるように
こういった方法を活用して勉強してください。

それだけでも
かなり大きな違いが出てきますから。

将来、記憶力が良くなる薬が発明されるまでは
こういった勉強法で堪え忍んでください。

■5倍に記憶力アップする方法

とは言うものの
何かいい方法はないかと思っていると
5倍に記憶力アップする方法がありました。

それは、勉強の後に
45分から60分くらいの昼寝をすること。

たったそれだけで、記憶への定着が5倍も違うそうです。

「昼寝する時間も勉強したほうがいいんじゃないか?」

とも思いましたが
せっかく勉強しても忘れてしまっては意味がないので
やはり昼寝した方がいいのかもしれないですね。

普段、仕事などで忙しい場合は
なかなか昼寝の時間が取れないかもしれません。

だから、週末などに勉強するときに
勉強後の昼寝を試してみてはどうでしょうか。

なお、昼寝の効果について
詳しくは以下の動画で知ることができます。

「A quick 45 minute nap can improve your memory」
(YouTube:1分28秒)

https://youtu.be/czb30ECIBYs

英語の勉強をかねて見てください。

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