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その昔、私がアメリカに留学していたときの話です。
その日は、学校は休みだったんですが
パソコンルームは自由に使えたので
自分のパソコンを持っていなかった私は、
ネットサーフィンをしようと思って
パソコンルームに行きました。
部屋の入り口から中を見ると
休みの日だけあって誰もいません。
でも、部屋に入ると奥の方に
同じクラスのアメリカ人青年(二十歳くらい)が
一人で座っていました。
誰もいないパソコンルームに 一人でポツリ、とです。
普段から感じのいい青年だったので
声をかけようかと思って近づこうとすると、
彼のパソコンの画面が、いきなり赤色と黒色に点滅を始めて
大きな文字で
「I AM GAY !!」(オレは同性愛者だ!!)
という言葉が、ビカビカビカ!!と映し出されました。
パワーポイントで作ったプレゼンテーション画面です。
そんなことを授業や仕事で
プレゼンするわけがないですよね。
たぶん、自分がゲイだということを誰にも言えず
一人で悩んでいたんだと思います。
私は、声をかけにくくなったので
そのまま気づかないふりをして
離れた場所でニュース記事を読んでから帰りました。
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宗教に無関心な日本人はあまり知りませんが
キリスト教社会では同性愛は、かなりのタブーです。
迫害されてきた歴史があります。
聖書に、同性愛は罪だと書かれているからです。
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アメリカでも、特に田舎では受け入れられないらしく
同性愛の人は、サンフランシスコのような都会に
集まる傾向があります。
都会なら他にもゲイの人が大勢いるし
田舎の人より同性愛に対してオープンなんでしょうね。
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アメリカというと、同性愛者が受け入れられている
というイメージがあると思いますが
現実は、そうではないんです。
迫害されているからこそ
戦って権利を手に入れた。
そういう背景があるわけです。
何もしていないのに
自動的に受け入れられるように
なったわけではありません。
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この記事を読んで、ふと昔のことを思い出したので
書きたくなりました。
『ローマ法王、同性愛に理解…女性登用は認めず』
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ちなみに、英語力も
何もしていないのに自動的に
伸びることはありません。
やはり、自分の脳みそを使って考えながら英文を読み
自分の脳みそで考えて英文を作り、
苦労して英語で話す練習をすることが必要です。
聞いているだけで自動的にペラペラになることは
ぜったいにありません。
本当に英語ペラペラになりたいなら
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