私の英語メール講座に申し込むときに
簡単なアンケートに任意で答えてもらっています。
そのアンケートの質問の1つに
「あなたにとっての「英語ペラペラ」の基準は何ですか?」
というのがあります。
この回答でけっこう多いのが、
「ネイティブと同等」という回答です。
たぶん二人に一人くらいは
これを選んでいると思います。
目標が高いのはいいのですが
「ネイティブと同等に話せなければ
英語ペラペラではない」と考えていたら
これから長い間悩むことになるので注意が必要です。
どんなふうに悩むことになるかというと
- いつになっても自信が持てない
- ネイティブと会話するときにいつも不安
- 英語コンプレックスが消えない
- 永久に英語ペラペラになれない(と思っている)
という状態になってしまいます。
もし、「英語ペラペラ」=「ネイティブと同等」と考えているなら
ネイティブ英語とは何か、考え直す必要があります。
■「英語ペラペラ」=「ネイティブと同等」は何が問題か
分かりやすいように
誰でも馴染みがある自動車を例に話しますね。
あなたは、自動車の運転を身につけたいと思ったら
自動車教習所に行きますよね。
で、このとき、どれくらいのドライビング技術になれば
「自動車が運転できる」と自信を持って言えますか?
- 買い物やドライブ、仕事に問題なく行けるレベル
- プロの自動車レースに出て競うレベル
どちらでしょうか。
たいていの人は、
「乗用車に乗って、買い物やドライブに行けるレベル」
を目標にして運転を学びますよね。
それで十分ですから。
自動車教習所に行きながら
「プロの運転技術を身につけなければ
運転できるとは言えないぜ!」
なんて言ってる人は
めったにいないはずです。
そんなのは現実的じゃないです。
英語でもこれと同じなんですよ。
「ネイティブと同等でなければ
英語ペラペラとは言えないぜ。」
と考えているなら、教習所に行きながら
プロレーサーを目指しているのと同じです。
ネイティブと同等の英語を話せるって
それくらいのレベルだと考えてください。
■ネイティブ英語に追いつくまで頑張れますか?
考えてみてください。
ネイティブと同じレベルの英語力を身につけるって
かなり長い長い道のりですよ。
たとえば、あなたが30歳だとします。
同年齢のネイティブと同じように
英語を話したいと考えているなら、
「ネイティブが30年かけて身につけたことを
あなたは、ほんの数年で身につける」
ってことですから。
そんなことできますか?
できるとしても、そこまでやる必要はありますか?
「国際会議で活躍できる一流の通訳者になりたい。」
というのでもなければ、
そこまでやる必要はまったくないですよね。
■じゃあ、どのレベルの英語力を目指すべきか
教習所に行くときの目標は
買い物やドライブ、通勤なんかが
自由にできるレベルのはずです。
それくらいの技術を身につけたら
不自由することはないですよね。
大人になってから英語を身につけるなら
このレベルを目標にするのが現実的です。
つまり、
- 日常生活でコミュニケーションがスムーズにできるレベル
- 仕事のやり取りが正しく行えるレベル
です。
これくらいのレベルの英語を使いこなせたら
仕事や生活で困ることはまったくなくなります。
それに、このレベルの英語力なら
わりと短期間に身につけることができます。
これがもし、
「ネイティブと同等でなければ英語でない。」
と考えていたら、いつまでたっても
自信を持って英語を話せるようにならないので
ずっとコンプレックスを抱えることになります。
確かに目標は高いほうがいいですが
本当にその目標を達成する必要があるかどうか
現実的な視点から考えたほうがいいですね。
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