太った外国人旅行客
アメリカ人には、日本とはまたちがう文化が多くあります。文化が違うと人の性格も違ってきますし、生活で使う物も違ってきます。その中の幾つかを紹介します。

郊外は完全な車社会

ミニチュアの自動車

ニューヨークなど、大都会は違うかもしれませんが、郊外の街では、アメリカは車社会です。公共交通機関も十分発達していないところも多く、逆に、車がないとどこにも行けず、本当に不便です。

そして、通りに人が歩いていません。学生が歩いていることがありますが、大人が歩いている、という光景をあまり見かけません。

それもそのはず、街自体も広くて、どこかへ歩いていこうとするとゆうに1時間、2時間かかってしまうような距離感なのです。

さらに、車社会を象徴するのが、ドライブスルーの多さです。スタバやマクドナルドのドライブスルーは日本の郊外でもありますから、そんなに驚きではないかもしれません。

でも、ドラッグストアのドライブスルーはどうでしょう。ドラッグストアのドライブスルーで処方箋を渡せば薬をもらえたりします。

驚いたのは、銀行の店舗にあるATMのドライブスルーです。むしろ、店舗の中には窓口はあれど、ATMは1個くらいしかありません。ドライブスルーは4〜5個あるのにもかかわらず、です。そんなに車から降りたくないのか、と少しおかしくなってしまいます。
また、きちんと車を整備しない方もいます。何度もぶつけたのか、もうボコボコの車体でガタガタいわせながら走っている車がいます。アメリカ人にとって、車は必要なものであって、高級品というイメージは少ないのかもしれません。

カード社会 みんなキャッシュを持っていない

札束を持つ女性

お子さんや学生さんはそんなことないみたいですが、社会人として働いている方は、特にこの傾向が強いです。どこへ行っても、クレジットカードで支払えますし、そのためのシステムが完備されています。

スーパーやお店でレジに行くと、大抵手元にカード用端末があり、デビットカードやクレジットカードを自分ですっとスワイプします。

そうすると、そのまま暗証番号を入れたり、端末にサインをしたりして支払いは完了です。店員さんの作業も少なく、あっという間に終わります。

日本だと、店員さんが複数のレシートをパチパチホッチキスで留めたり、なんだか大変そうですよね。

これに慣れてしまうと、コインをガチャガチャさせながら探すのがとても億劫になってしまいます。

また、友人数人とレストランに食べに行ったとしましょう。

みんなで割り勘するときはどうすると思いますか?

複数のクレジットカードを店員さんに差し出すのです。

そうすると、店員さんが勘定を人数分で割って、それぞれ伝票を持って戻ってくるのです。

それにサインをして支払いは終了です。女性には少し少なめに請求するというニクい演出付きです。

友人も、普段は数ドル〜20ドルくらいしか現金は持っていないという人が多いです。

色んなオプションがある

サンドイッチ

これは、食べ物の話ですが、一つ料理を頼むと、それに付随して色々とオプションがあることが多いです。

みなさん、サブウェイというアメリカのサンドイッチ専門店をご存知の方も多いと思いますが、どこへ行ってもサブウェイのサンドイッチを頼んでいるようなイメージです。

例えば、ハンバーガー店に行くと、まず肉の焼き方はどうするか、聞かれます。次に具の野菜は何を入れるか、聞かれます。その次に、どんなソースをかけたいか、聞かれます。

その次は、サイドディッシュはこのリストから2つ選んでいいですよ、と言われます。

サイドディッシュを、迷った挙句に、ハウスサラダにすると、では、ドレッシングはどれにしますか、と5つくらいから選ばされます。

もう一つのサイドディッシュをフライドポテトにすると、今、プラス1ドルでスパイシーフライドポテトにできますが、どうしますか、と聞かれる、という具合です。

オプションがあることイコール選ぶ自由があるということでアメリカでは支持されているんでしょうか。それにしても、最初にこのシステムを見たときはこんなに選ぶものがあるのか、とびっくりしました。

日本人以外の人も、このオプションの多さには驚くみたいです。慣れると、なんでも自分流にアレンジできるので、楽しいかもしれませんね。

なんでもデカイ

スターバックスのカップ

これは知っている方も多いですよね。家、庭、食べ物、車・・・。

なんでも日本より大きく感じます。特に、アメリカ人が飲んでいるソーダのコップは信じられない大きさです 。

それを象徴するように、スターバックスの飲み物も日本にないサイズがあります。日本のスターバックスのカップサイズはベンティサイズが最大ですが、アメリカにはもう一段大きなトレンタサイズというものが存在します。

コールドドリンクのみのようですが、容量は約916ミリリットルだそうです。ほぼ、1リットルですね。これを頼む勇気はなかなか出ませんね。

アメリカ人は、実用主義的とよく言われます。今回ご紹介したカルチャーも、実用主義を突き詰めて出来たものかもしれません。他の国のこういう文化を知るのはとても楽しいことです。みなさんも、面白い文化、発見してみませんか。

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