のんびりキウイとアメリカ人

国民性の違い私たちは日本人は、
外国人をひとくくりにして考えがちです。

たとえば、白人、黒人、中国人というように
大きくザックリとひとまとめにして区別しがちです。

でも、実際には、白人は白人でも
国ごとに人の性格がぜんぜん違います。

私はニュージーランドとアメリカの人しか知りませんが、
この２国だけでもまったく国民性が違っていました。

まず、ニュージーランド人についてお話しします。

ニュージーランド人は、誰もがノンビリしていて、
あくせく仕事をしている人が少ないように思います。

夕方の５時には仕事を終えて帰宅し家でノンビリします。
そして、週末はアウトドアスポーツなどを楽しみます。

田舎にノンビリ暮らしている人を想像してください。

あなたが想像した人を、もっとノンビリ者にしたのがニュージーランド人です。

これとは正反対で、アメリカ人は尻に火が付いたように
必死で毎日を生きている人が多いようです。

アメリカは、日本やニュージーランドとは比べものにならないほどの実力主義、
競争社会なので、学校でも仕事でも、
とにかく成績を出し続けなければ落ちこぼれてしまいます。

一部の優秀な人は巨万の富を得ることができ、
その他の人は、おこぼれ程度のお金で生活をすることになります。

国民健康保険すらないので、
病気になっても医者にもかからずにガマンしている人も大勢います。

そんな厳しい国なので
誰もがストレスをかかえて必死で生きています。

負け犬は同情すら与えられないのです。

おそらく、ほとんどの日本人はニュージーランド人のように、
ノンビリとした生活を望んでいるのではないでしょうか？

でも現実は、年功序列が崩壊して実力主義が取り入れられています。
つまり、アメリカのようになっています。

「困った困った・・・」

「政治が悪い。」

「資本家が搾取している。」

とボヤいていても仕方がないので、
厳しい実力主義社会でも勝ち残れるように
自分の価値を高めることが大事です。

英語ができれば、その助けになるはずです。

－戸田亮

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