英語・英会話を勉強していると言葉のことばかりに
注意が向いてしまいますが、
コミュニケーションで大切なのは
英語ばかりではありません。
コミュニケーションの９０パーセントは、
言葉以外の部分で行われています。
つまり、英語だけでなく、態度やジェスチャーからも考えていることが伝わるから、
態度やジェスチャーにも注意が必要ということです。
外国人からよく言われるのは、日本人はいつも、
「能面のように無表情」
とか
「いつもニヤニヤしているので、何を考えているのか分からない」
ということです。
「そんなことはない！」
と思うかもしれませんが事実です。
たとえば、欧米人は道を歩いているときに人とすれちがったり、
エレベーターで人と乗り合わせたりすると、
相手に目を合せて笑顔を作ります。
口元をニンマリとさせて、
「Hi.」
と言います。
初対面の人に対してもそうします。
これは、相手に対して
害を加える意思がないことを示す挨拶のようなものです。
日本人はどうするかというと、目をそらして無表情で通り過ぎるか
見て見ぬふりで知らん顔をします。
それが欧米人には能面のように無表情に見えて不快なのです。
また、「いつもニヤニヤしていて、何を考えているのか分からない」
というのは、英語を話せない人がよくやることです。
特に女性に多いように思います。
欧米人は、先ほど話した挨拶の笑顔以外には、
楽しいときや面白いと感じたときに笑顔を見せます。
笑顔は、相手に好感を持っていることを示すサインです。
でも、日本人は困ったときにも笑顔を見せることがあります。
日本人が相手なら、「困ったときの笑顔」も理解してもらえますが、
外国人には理解できません。
困ったときの笑顔を男性が見せていると、
気持の悪い人
だと思われるだけです。
これを女性がやると、
欧米人の男性は自分に感心があると勘違いします。
そして、
「これはチャンス！」
と考えて言い寄ってきます。
文化が違う人と話をするときは、
その国の文化を学ぶこと、
その文化を実践することが大事です。
特に女性は、勘違い男には注意してください。
－戸田亮
表情やジェスチャーが大事とは言っても、やっぱり英語を話せないとね・・・
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編集後記
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