中学や高校では、教科書に出てくる単語を暗記していきますよね。
社会人になったら、TOEIC対策の単語帳や英会話向けの単語帳に出てくる単語を覚えると思います。
でも、初めて外国人と英会話をするときに誰でも気付くのですが
「覚えたはずの単語が、まったく口からでてこない!」
学校の試験やTOEICのときは、ちゃんと役に立った単語力なのに
英会話のときには、まったく役に立たないのです。
どうしてだと思いますか?
答えは簡単です。覚え方が悪いのです。
中学や高校、TOEICの勉強では、筆記試験で役に立つように
英語を勉強します。
だから、単語を何度も書いたり、声に出して読んだりして
頭にたたき込みます。
でも、そうして覚えた単語は、
試験用紙に書かれているのを見たときは思い出せますが
自分で使おうと思ったときには思い出せません。
そこで、英会話のときに「パッ!」と思い出せるようになる
単語の覚え方を説明します。
パッと思い出せるだけでなく、何度も紙に書いたりする必要がないし
一度覚えたら忘れられなくなる方法です。
覚え方1:単語だけでなく、文ごと覚える。
単語だけ覚えても、会話のときにどのように使えばいいか
知らなければ使えません。
だから文ごと覚えます。覚える文は、参考書に書かれている文ではなく
できるだけ、あなたの身のまわりのことを表した英文を自分で作ります。
少し面倒に感じると思いますが
会話で使えない単語を大量に覚えても意味がないので
この方法をお勧めします。
覚え方2:声に出して何度も練習する。
会話で使えるようになりたいのだから
実際に声を出して練習しなければ始まりません。
目で見るだけでなく、声に出して練習します。
覚え方3:話しているところを想像する
文を読み上げるだけでなく、
実際に誰かに話しかけているかのように想像しながら
声に出して練習します。
こうすることで、実際の会話の予行演習ができます。
覚え方4:感情を込めて練習する。
うれしかったこと、悲しかったことは
何年経っても記憶に残っているものです。
単語を覚えるときも、学校の勉強のように淡々とするのではなく
感情を込めて練習することで記憶に残ります。
覚え方5:オーディオを聞く。
発音が間違っていないか、必ずオーディオを聞いて確認します。
間違った発音を覚えてしまうと
せっかく会話のときに使っても理解してもらえません。
発音が分からない場合は、Google翻訳で確認するのもいいでしょう。
覚え方6:2、3回、紙に書いてみる。
スペルを覚える必要がある場合は、紙に書いてみます。
スペルを覚えなくていい場合は、書かなくてもかまいません。
私の場合は、単語を覚えるコツを身に付けたので
書かなくてもスイスイと頭に入ってきます。
覚え方7:次の日に復習する。
どんな頭のいい人でも、次の日には、ほどんどのことを忘れています。
必ず、次の日に一度復習してください。
これで、記憶の定着度がぜんぜん違ってきます。
以上、ちょっと奇妙な単語の覚え方に思えるかもしれませんが
効果は抜群です。
ぜひ、試してください。
■ 編集後記
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