前回、単語を楽に覚えて
忘れない方法についてお話ししました。

  1. ストーリーをつけて覚える
  2. その場面を想像して覚える

という2つを取り入れるだけで楽に覚えられて、
しかも英会話のときに出てきやすくなるということでしたね。

前回の例で言えば、「attach」という単語を覚えたいなら

「家族旅行に行ったときにお父さんが撮った写真を
お父さんがメールに添付して送ってくれた。」

というストーリーを作って
お父さんがパソコンに向かって四苦八苦しているところを
頭の中で想像しながら

父が、電子メール・メッセージにファイルを添付してくれました。
My father attached a file to an e-mail message.

という英文を覚えるということですね。

■ストーリーを作るときのコツ

ウインクをしながら親指を立てる会社員

今回は、ストーリーを作るときのコツについて
もう少し詳しくお話しします。

記憶に強烈に刻み込むストーリーを作るポイントは、

  1. すでに知っていることに関連づける
  2. 大げさな動きや感情がともなう内容にする

ということです。

「すでに知っていること」というのは、
お父さんや家族旅行です。

まったく知らない人や場所が登場するストーリーを作るのではなく
すでに知っている人や場所、物に関連するストーリーを作ることで
記憶に強く刻み込むことができます。

「動きや感情がともなうこと」というのは
お父さんがパソコンで四苦八苦している場面。

これは、できるだけ大げさな場面のほうが記憶に残ります。

たとえば、家族全員が見守るなか
写真のファイルをメールに添付しようとして
顔中汗ダラダラになりながらパソコンをいじっているお父さん。

汗が床まででタラタラと流れています。

そしてあなたは

「お父さん、もういいよ。」

と言っているのに、お父さんは意地になって
必死でパソコンをいじっている。

そんな場面はどうでしょう。

そういう場面を想像ながら、

父が、電子メール・メッセージにファイルを添付してくれました。
(My father attached a file to an e-mail message.)

という英文を覚える。

それだけで記憶にグサリと刻み込まれ、
しかも、英会話のときに「attach」という単語が
口からパッと出てきやすくなります。

覚え方の他の例を知りたい場合は、
こちらの動画が参考になります。

動画の指示どおりにやるだけで
本当にビシッと記憶に残すことができるので
ぜひ試してください。

「How to Memorize Anything | Memory Training」

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