私が大失敗した単語の勉強法についてお話しします。
私は過去に試験に出る単語の教材を使って
大量の単語を覚えまくりました。
単語をたくさん覚えると
そのまま試験の点数アップにつながるので
とにかくたくさん覚えまくりました。
その結果、どうなったかというと
必死で覚えた単語は点数アップには役に立ったけれど
初めて英会話したときにはまったく役に立ちませんでした。
それどころか、足を引っ張られている感じでした。
なぜそうなったかというと
単語の覚え方が大失敗だったからです。
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■ 大失敗の単語の覚え方
入試やTOEICのスコアアップには効果があるけれど
英会話では大失敗の英単語の覚え方というのは
語呂合わせで覚える方法です。
語呂合わせというのは歴史の年表を覚えるような方法です。
「1192作ろう鎌倉幕府」
というのは聞いたことがありますよね。
英単語を覚えるときに、これを活用しようというアイデアです。
たとえば、「recognize」という単語を覚えたいなら
以下のように想像します。
女性が冷蔵庫の中をのぞいて
「晩ご飯のレンコンがないからレンコンを買わなきゃ」
と考えている場面を想像してください。
そして
「レンコンがないぞ」と認識する。
という一文を覚えます。
「レンコンがないぞ」
「レコンがないぞ」
「レコンナイゾ」
「レコナイズ」
「recognize」
「recognize」=認識する
というように覚えます。
■この単語の覚え方が大失敗の理由
この方法で単語を暗記すると
確かに簡単に、短期間にたくさんの単語を覚えられます。
でも、この方法で覚えた単語は
英会話のときにまったく使えません。
その理由は、第一に
日本語から英語を思い出すことができないことです。
「recognize」→「認識する」は可能だけど
「認識する」→「recognize」は不可能なんですね。
だから、「認識する」という単語を使いたいときに
「recognize」という単語を思い出すことができません。
第二に、意味を理解するのに時間がかかることです。
英会話の相手が「recognize」という単語を使ったときに
「レンコンがないぞ」と認識する。
と頭の中で言わなければ意味を思い出せないので
英会話のスピードについていけません。
だから、この方法で覚えた単語は
英会話のときにはぜんぜん役に立ちません。
短期間にたくさん覚えられるからという理由で
暗記テクニックのようなものに頼ってしまうと
後で苦労することになるので気をつけた方がいいですね。
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