「他の人と比べて、自分は記憶力が悪いな」
と思ったことはないですか?
私は、何度もあります。
特に、英語の勉強をしていると、
単語や表現など、覚えることがたくさんあるので
以前 覚えたことは全部忘れてしまいます。
こんなときは、自分より頭が良さそうな人と比べて
「自分は物覚えが悪いな・・・」
と考えてしまいます。
人間が何かを覚えるときは、以下の3つのことを優先して覚えて
それ以外のことは、さっさと忘れてしまうそうです。
- 何度も繰り返し入ってくるもの
- 感情が動いたもの
- 生命維持に関わるもの
このことを活用すると、
記憶力が悪いと悩んでいる人でも記憶力を何倍にも高めて、
英語力をガンガン伸ばせると思いませんか?
1:何度も繰り返し入ってくるもの
エビングハウスの忘却曲線によると、
人間の記憶力はいい加減なもので、
次のように、すぐに忘れてしまうそうです。
- 20分後には、42%を忘れ、58%を覚えている
- 1時間後には、56%を忘れ、44%を覚えている
- 1日後には、74%を忘れ、26%を覚えている
- 1週間後には、77%を忘れ、23%を覚えている
- 1ヶ月後には、79%を忘れ、21%を覚えている
つまり、次の日には70%以上は忘れているということ。
これを利用して、1日後、1週間後、1か月後くらいに
復習すると、記憶の定着度が大きく違います。
2:感情が動いたもの
何もなかった日のことは、ほとんど忘れてしまうのに
腹が立ったり、悲しかったりした日のことは
いつまででも覚えていますよね。
これは、人間は感情を伴うことをよく覚えているからです。
だから、英語を勉強するときでも、
できるだけ感情が動くように工夫すると記憶力が高まります。
たとえば、英文を読むときは棒読みするのではなく、
誰かに話しているようにイメージしながら読みます。
相手に何かを説明している場面などです。
そのときに、感情を込めて英文を読んでください。
これだけでも感情が動くので記憶力が高まります。
3:生命維持に関わるもの
命の危険にあったときのことは忘れないものですが、
危険なので英語の勉強には使えそうにないですね。
忘れてください・・・
ちょっとした工夫で
記憶力は高まるので試してみてください。
編集後記
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