英語を身に付けると仕事で有利になりますが
英語の他に別の技術を持っていたら最強になれます。

医療業界でも英語ができる人が求められていて
高い医療技術を持ちながら、
英語でコミュニケーションを取ったり
海外の論文を読みこなせる人材が求められています。

英語を身に付けるというと、
英会話ばかりイメージしがちです。

実は、私は英語を使いこなして世界を駆け巡るビジネスマン
に、あこがれていた時代がありました。

そのときは私も「英会話の能力」ばかりをイメージしていて、
読み書きの能力については考えていませんでした。

でも、仕事の現場では

「英文を読んで理解する能力」

「英文を書く能力」

は、とても大切です。

ビジネスの現場では、英語の書類やメールを
スラスラと読んで、英語で返事を書けなければ事になりません。

技術開発など専門性の高い仕事なら、
海外で発表された論文などを読めなければ、
世界の技術について行けません。

翻訳されるのを待っていたのでは
いつになるか分からないからです。

これから留学を考えている学生の場合でも、
留学したら毎日、たくさんの本や資料を読むことになります。

あなたが英語を身に付ける目的が何であろうと、
英会話ができるだけで事足りるという状況は、
ほぼないと考えた方がいいでしょう。




読解力というのは、ものすごく地味なイメージがあります。

しかも、英語の読解力を伸ばすには、かなり地味な努力を続ける必要があります。

でも、読解力が伸びてくると、リスニング力も伸びるという、
うれしいオマケが付いてきます。

なぜなら、読解力を付けると、以下の能力が伸びるからです。

1.単語力

英文をたくさん読んでいると、単語をたくさん覚えられます。
しかも、自然に覚えられるので、ムリに詰め込む必要はありません。

2.表現力

英文をたくさん読んでいると、いろいろな英語表現を覚えられます。

参考書の表現を前から順に暗記するのとは違って自然に覚えられます。

3.英文を左から右に読む能力(重要!)

つまり、文法ルールに従って「後ろから前に戻りながら訳す」方法ではなく、
左から右に読みながら理解する能力です。

この能力が伸びてくると、リスニング力もグングン伸びます。

4.英語を英語のままで理解する能力(これも重要!)

英語を日本語に訳すことなく、英語のまま理解できるようになります。




どれもこれも、言われてみれば当然のことですが
英文を読むのはしんどいので、リスニングCDばかり聞いてしまいがちです。

でも、英文読解力を付けることでもリスニングは上達します。




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-戸田亮

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