リスニング英語のリスニングがなかなか上達しない理由の1つに、
英語の発音は、単語1つを単独で発音するときと
他の単語と続けて言うときとで
発音が変わるからということがあります。

リスニングについて詳しくは、こちらでどうぞ。


例をあげると、「want to」は、「ウォント・ツー」ではなく「wanna(ワナ)」と発音されたり、
「get up」という2つの単語は、「ゲット・アップ」ではなく「ゲラッ」のようにまとめて発音されたりします。

このせいでリスニングが難しくなるものだから

「どうして「ウォント・ツー」のように
 一つひとつ区切って発音してくれないんだ!」

と思っていました。


でも、『知っている英語なのに なぜ聞き取れない?』
という本に面白い説明が書かれていたので紹介します。

たとえば、日本語で話すときでも、

「やっぱり、これにしよう」

「やっぱ、これにしよう」

と言ったり、

「もう行ってしまうの?」

「もう行っちゃうの?」

と言ったりしますよね。

意識していませんが、日本語でも
日常的に音の変化は行われているのです。

あまり考えたことがありませんでしたが、
言われてみるとそうだな、と関心しました。

このように音を短縮する表現は、
知っていれば意味を簡単に理解できますが、
知らなければ、絶対に聞き取ることができません。

先ほど紹介した

『知っている英語なのに なぜ聞き取れない?』

では、このような英語の音の変化が分かりやすく紹介されています。

「mind if I」は、「マインディファイ」

「talk about」は、「トーカバウ(ト)」

「tell us」は、「テラス」

たぶん不要と思いますが、発音記号も書かれていますし、
リスニングCDも付属しています。

リスニングにつまづいている人の役に立つはずです。
値段も手頃なので一読することをおすすめします。


編集後記


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