前回に引き続き、ネイティブ英語が聞こえてくる
リスニング上達の3ステップについてお話しします。

3つのステップというのは、

1.ネイティブ英語の発音と変化を学ぶ
2.精聴をたっぷりする
3.多聴をたっぷりする

というステップですね。

前回は、
1.ネイティブ英語の発音と変化を学ぶ。
についてお話しました。

読んでいない場合は、後で読んでおいてください。

さて、今回は

「2.精聴をたっぷりする」

についてお話します。

■リスニング力アップに必須の精聴とは

英語の初心者は特に、
精聴のステップをしっかりやる必要があります。

精聴というのは、ようするに
「じっくり聴く」ことです。

前置詞などの細かい部分まで意識して
同じオーディオを繰り返し聞きます。

最初はテキストを見ずにオーディオを聞いて
聞いた内容をそのままノートなどに書き出します。

(これをディクテーションと呼びます)

聞き取れない部分はカタカナで書いておいて
オーディオを止めたり、何度も再生したりしてもいいので
とにかく聞き取れる部分をぜんぶ書き出します。

ぜんぶ書き出したら、ここで初めて
テキストを見て正しく聞き取れているかを確認しましょう。

そしてまた、同じオーディオを聞きます。

聞き取れなかった部分や間違った部分を
意識しながら聞いてください。

テキストを見ながらオーディオを聞いて
単語のつづりと発音を
頭の中でしっかりと一致させることがポイントです。

■ディクテーションの次は・・・

ディクテーションをしたオーディオは
それでお終いにしては、もったいなすぎます。

移動時間などに繰り返し聞きましょう。

そしてできるだけ、
聞いた英文をそのまま声に出して練習します。

聞こえてきた英文から1テンポずらして
英文を追いかけるように声に出して練習するのです。

「かえるのうたが・・・かえるのうたが」

という歌を思い出してください。

ちょうどあんな感じです。

このような練習法をシャドーイングといいます。

家で練習するときは大きい声を出して、
外出しているときは、口の中でモゴモゴでもいいので
聞くだけでなく、言う練習をしましょう。

自分で言ってみることで、英語の発音やリズムを覚えられるので
相乗効果でリスニング練習の効果がさらにアップします。

必ずやってください。

今回お話した清聴の練習は、
オーディオ教材を買って練習してもいいですし
インターネットでちょうどいいオーディオを見つけて
ダウンロードして使ってもいいと思います。

ただ、どちらにしても面白くないオーディオだと続かないので
楽しみながら聞けるものを使った方がいいですね。

インターネットでダウンロードできるオーディオとしては
著作権が切れた英語書籍をネイティブの人がオーディオ化して
無料で配布しているサイトがあります。

たとえば、シャーロックホームズとか赤毛のアンみたいな
誰でも知ってる名作のオーディオをダウンロードし放題です。

もちろん、テキスト版も簡単に手に入るので
ディクテーションの練習におすすめです。

このサイトの使い方は、
ばっちリスニングの特典としてプレゼントしているので、
ぜひ手に入れてリスニング力アップに活用してください。

⇒ ネイティブ英語が聞こえてくるばっちリスニングはこちら

次回は、「3.多聴をたっぷりする」についてお話しします。

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