読者さんから、英語のリスニングについて相談のメールをいただきました。
簡単な文章でスピードと発音に慣れたくて、中学生向けの英単語「例文で覚える中学英単語・熟語」の仕上げ用発音(nativeの方が読んでいます)を1.1倍にして毎日聞いています。
他にも、ダンスダンスレボリューションで気に入った曲(butterfly)を聴いたりして、ヒアリングレッスンもどきをしています。
本題ですが、例文を見ても「なぜこの発音?」というのが多くて、そこで止まってしまいます。
(バタフライの曲です)など、「Where’s my samurai?」の「where」がまったく聞こえないというか…「with my samurai?」と聞こえます。
納得がいかない音に当たった場合、自分で声に出してみると「つなげて発音している」etc納得できることが多いのですが、まったく納得できない場合はどうすればいいのでしょうか。
英語の発音は「Don’t think! Feel!」な理由
英語の発音は、つづりとぜんぜん違うときがあるので難しいですね。
特に単語のつなぎ目は、前単語の最後の音と、後ろの単語の最初の音がつながるので、かなり慣れないと聞き取るのが難しいと思います。
音が抜け落ちてしまっていることもよくあります。
「まったく納得できない場合は」ということですが、納得しなくてもいいのでそのまま「そういうもの」として覚えてしまってください。
なぜなら、英語はつづりのとおりに発音しないことが多いので、納得できるものではないからです。
そのまま覚えるしかありません。
ブルース・リーの言葉を借りるなら「Don’t think! Feel!(考えるんじゃない。感じるんだ。)」ってことです。
特に歌詞や洋画・海外ドラマの台詞で聞けるような口語的な表現は、つづりから遠く離れた発音が使われていることがよくあります。
はっきりと発音されていないこともあれば、方言のように訛りが強いこともあり、若者言葉のように教科書どおりではないこともよくあります。
教科書や英会話教材、辞書と照らし合わせて納得できるものではありません。
■「こないだは、どうも」
日本語でも、英語と同じような音の脱落や変化はよくあります。
「こないだは、どうも」なんかはその例です。
教科書的には「このあいだは、どうもありがとうございました」ですが、「のあ」の音がすっぽりと抜け落ちている上に、「ありがとうございました」は省略されています。
「のあ」が聞こえないのは納得できないと言っても始まりませんよね。
そういうものとして受け入れるしかないわけです。
英語でもそれと同じことなので、そのまま受け入れるのが得策なわけです。
P.S.
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