英語のリスニング勉強法。有名なあの方法では失敗する根本的な理由

こんにちは。戸田です。

英語のリスニングってなかなか上達しないですよね。

テレビやネットの広告でよく見る勉強法で頑張って勉強しても
ぜんぜん上達しなくて挫折したという話をよく聞きます。

私の妻のナオも英語を勉強しているのですが
先日、彼女が

「この英文、何回聞いても聞き取れへんわ。」

と叫んでいました。

（本人はボヤいているつもりですが
声が大きいので叫んでいるようにしか聞こえません）

ナオは英語オーディオを聞いていたのですが
その中の英文を何度聞いても聞き取れないそうです。

「何でやろう。
もう歳やから聞き取れんのんかなあ。。。」

と嘆いていました。

（最近、年齢とか法令線の話がやたらに多いです）

■何度聞いても聞こえない音

ナオが聞いていた英文は

He has spent all his money.
（彼はすべてのお金を使ってしまった。）

のような英文でした。

この中で「 he has spent 」の部分を何度聞いても
「ヒー・ハズ・スペント」とは聞こえないと言うんですね。

テキストを見る前は何を言っているか分からなかったし
テキストを見た後も、一向に聞き取れない。

ものすごく速く言っているから聞こえないのだと思って
何度も再生してみたけどダメだったみたいです。

「he」も「has」も「spent」も簡単な単語なのに
どうして聞き取れなかったのか。

あなたは
その理由が分かりますか？

私は一発で分かりました。

なぜなら、私も同じ理由から
ずいぶんと苦しめられたそうです。

私は過去にアメリカの大学に留学しました。

そのとき、朝から晩までネイティブの英語を聞いていたのに
何か月過ぎてもリスニングが上達せずに
かなり辛い思いをしたんですね。

だって、

先生の言うことを聞き取れないし、
質問しようにも、何を質問したらいいかすら分からない

って状態だったので当然ですよね。

苦痛の毎日でした。

リスニングなんていうのは
英語のシャワーを浴びていたら自動的に上達する

って思っていたのですが、完全な間違いでした。

小さな子供の場合はそれでもいいかもしれませんが
大人になってからでは、そんな勉強法ではダメなんですね。

断言しますが、

「ネイティブの子供はこんなふうに英語を身につけるので
あなたも同じようにすれば英語が身につく」

というのはウソです。

子供と大人では脳の柔軟性がぜんぜん違うから
同じことをやってもダメなんですね。

大人には大人の方法があるわけです。

リスニングも、努力と根性を発揮して
繰り返し英語のオーディオを聞いても
期待どおりには上達しません。

上達のスピードがものすごく遅いし
あるレベルからは上達しなくなります。

では、

「どうしてリスニングが上達しないのか」

「どうしてネイティブの英語を聞き取れないのか」

話が長くなるので、続きは以下のページで説明しますね。
⇒ 英語の聞き取り教材を使っても上達しない４つの理由

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