リスニングが上達する勉強法
英語メール講座の読者さんから、リスニング力を養う勉強法について質問をいただきました。

かなり熱心に勉強しているのに、いざ外国人と英会話してみると、ぜんぜん英語を聞き取れなくて、かなりショックを受けられたようです。

自分の英語力のなさに非常に腹が立ちました

1年前ぐらいに今の仕事に転職してから英語を使う機会が多く、いつか海外で暮らしたいという夢をずっと持っていたため、今月頭頃から英語を本格的に勉強し始めました。

英語自体は高校の時に英検準2級を取って以来全く勉強していなかったので、戸田さんの言う通り、文法からざっくり勉強しています。

現在は下記の教材で勉強をしています。

・一億人の英文法

毎日夜に少しずつ読んでいます。(昨年末に子どもが産まれたので、本当に少ししか読めないときが多々ありますが、、、)

・キクタン basic (携帯アプリ)

1日112個分の単語(全1120単語を10等分)を仕事の出社時、昼休み中、帰宅時で3往復分例文をイヤホンで聞きながら見て覚えています。

1週間のうち平日は上記の方法で勉強し、土日に覚えているか確認チェックをするようにしています。

・英語の発音が正しくなる本

どうせならネイティヴのように喋りたいと思って購入しました。

主に付属のDVDを使ってテレビとにらめっこしながら発音の練習をしています。

この間の日曜日に1度自分の実力を知って、さらにやる気にさせようと思い、英会話カフェに行って4時間ほど海外の方とお話しをさせていただきました。

前の仕事で海外の方と一緒に仕事をする機会があったので、少しぐらいは聞き取れるだろうと思っていたのですが、、、

見事に全然理解できませんでした(涙)

ところどころの単語がなんとなく聞き取れるだけで、内容もよくわからず、頭がパニック状態となって黙り込んでしまいました。

時間が経つにつれて、単語単語で返答はできましたが、自分の英語力のなさに非常に腹が立ちました。

絶対英語ペラペラに喋れるようになったる!と心に決めた○○ですが、勉強方法について質問をさせてください。

STEP1:中学で習うレベルの文法をざっくりと復習する。
STEP2:表現のパターンごとに英作文をたくさん練習する。
STEP3:人間を相手に英語を話す。

戸田さんから教えていただいた上記の方法で確かに英語を話す力は養われるなとイメージができるのですが、リスニング力が養われるイメージができません。

STEP3で実際に会話をしようとしても、今回の英会話カフェの時のように話を聞き取れないと話すのも難しいような気がしまして、、、

生意気言っているようで申し訳ありませんが、上記の方法でどうやってリスニング力を伸ばしていくのでしょうか?
もし、上記方法が英語を話すことを前提としているのならば、リスニング力を養う勉強方法を教えていただけませんか?

 ヒラメキ

上記の英語の悩みに、以下のとおり回答しました。

> 1年前ぐらいに今の仕事に転職してから
英語を使う機会が多く、いつか海外で暮らしたいという夢をずっと持っていたため、今月頭頃から英語を本格的に勉強し始めました。

 

仕事と海外生活という具体的な目標があるのはとてもいいですね。

戸田さんから教えていただいた上記の方法で、確かに英語を話す力は養われるなとイメージができるのですが、リスニング力が養われるイメージができません。

STEP3で実際に会話をしようとしても、今回の英会話カフェの時のように話を聞き取れないと話すのも難しいような気がしまして、、、

生意気言っているようで申し訳ありませんが、上記の方法でどうやってリスニング力を伸ばしていくのでしょうか?

もし、上記方法が英語を話すことを前提としているのならば、リスニング力を養う勉強方法を教えていただけませんか?

 

英語を身に付けるための勉強で、それ1つやっていれば、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングのすべての能力が身に付くというような勉強法や教材はありません。

スピーキングはスピーキングの練習、リスニングはリスニングの練習というように、それぞれ分けて練習する必要があります。

ステップ1から3は、主に自分が英語を話す能力を伸ばすことを目標としています。

それではステップ1から3では、リスニングはぜんぜん上達しないのかというと、そうではなくてステップ2の練習のときにオーディオを使って練習することでリスニングも上達します。

しかし、ネイティブの速い英語をしっかりと聴き取れるようになるには、スピーキングの練習とは別に、リスニングの練習が必要です。

リスニングの練習で重要なことには「精聴」や「多聴」、「音の変化を学ぶこと」などがあり、以下のページで説明しています。

【リスニングのコツ】練習方法にまつわる超重要ポイント5点

英語の聞き取り教材を使っても上達しない4つの理由

リスニングに関する記事のまとめ

あと、外国人の英語を聞き取れない原因として、英語に「なまり」があった可能性があります。

たとえば、日本で売られている英語教材のほとんどはアメリカ英語なので、アメリカ英語は聞き取れてもイギリス英語を聞き取るのは困難です。

また、方言が使われていた可能性もあります。

たとえば、イギリス系の英語では「think」の代わりに「reckon」という言葉を使ったりします。

もちろん、アメリカ国内でもいろいろなナマリや方言があります。

それらを知らなければ、簡単な表現すら聞き取ることができません。

自分が話す能力なら練習すればするだけ伸びますが、リスニング力は、英語を話す相手の発音を知らなければ、なかなか聞き取ることができません。

そして、国や地方によってぜんぜん違う発音・表現が使われています。

なかなか手強いですが、地道に練習すれば必ず上達します。

頑張ってください。

P.S.

なお、英会話がモリモリ上達する勉強法については
無料のメール講座で公開しています。

⇒詳しくは、こちらで確認してください。


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