科学的に実証済みの効率のいい英語の勉強方法についてお話しします。

前回の記事で、英語を効率的に身につけるには

  1. 英語で考えて
  2. 声に出して言う

という練習をするのが
バツグンに効果的という話をしました。

実は、この勉強方法が効果的なのは
科学的にも証明されています。

「英語で考える」という部分で脳に負荷がかかるので、
「しんどい」とか「面倒くさい」と
感じるかもしれませんが、それゆえに効果があります。

■「楽ちんな勉強法」と「しんどい勉強法」

勉強する子供
勉強法を間違うと努力しても結果が出ない

新しいスキルを学ぶとき
ステップバイステップで手取り足取り教えてもらえたら
分かりやすいし楽ちんです。

でも、そんなふうに楽して学んだことは
あまり身につきません。

それよりも、自分の頭で考えて
苦労して学んだことのほうが身につくわけですね。

英語の勉強について具体的に言うと
英会話の例文集を見て

He is a big-boned guy.

(彼はガッチリした体格の男だ。)

という例文を繰り返し読んで練習しても
しばらくしたら忘れてしまうし
英会話のときに出てこないですよね。

あなたも経験あると思います。

でも、

「ガッチリした体格の男だ。」

って、英語でどう言えばいいんだろう?

って自分の頭で考えて

「ガッチリした体格」ってマッチョでいいのかな?

「体格」ってボディーかな?

というふうに、自分の頭で試行錯誤したことは
ビシッと記憶に残ります。

間違えなければいけない

悩む男性
間違えたことは記憶に残りやすい

間違っていてもいいんですね。

というか「間違えなければいけない」んです。

人間の脳は、間違えたことを
ビシッと覚えるようにできてるんです。

だから、
効率的に英会話をスキルアップしようと思ったら
最初は自分の頭で試行錯誤して、間違えて

その後で参考書で正解を確認したり
ネイティブに確認したりするのが効果的なわけです。

だから、

  1. 英語で考えて
  2. 声に出して言う

の「英語で考えて」の部分が大切なわけですね。

  1. 自分の頭で考えて
  2. 間違えて
  3. 間違えたことを正す。

これを繰り返すことで効率的にスキルアップできます。

考えてみると、子供が言葉を覚えるときも
これと同じことをしていますね。

  1. 子供が自分の頭で考えて
  2. 間違えた言葉を使って
  3. お母さんが間違えたことを正す。

この方法が効果的なことは
世界中、誰でも知っています。

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