ちょっとした空き時間を活用して独学で英会話を練習する方法の1つに、英語で独り言を言うという練習法があります。
たとえば、その日の出来事を英語で言ってみたり、何でもいいから思いついたことを英語で言ってみたりする練習法です。
英語教材を読んだりオーディオを聞いたりする勉強は、知識を頭に取り入れるインプット型の勉強です。
一方、英語での独り言は、すでに持っている知識を取り出すというアウトプット型の練習です。
英語を話せるようになるには、アウトプット型の練習をたくさんする必要があります。
今日は、このアウトプット型の練習について、英語メール講座の読者さんから質問があったのでお答えしました。
いつもメール講座ありがとうございます。
(メール講座を)最後まで丁寧に読みますが、難しいです。
例であげますと朝起きたときに英語で言うとありますが、単語が出てこないのです。
私にはこのメール講座は合っていないのかと不安になりますが本気で英語の勉強がしたいので解除は絶対にしたくありません。
もしよろしければ基礎から勉強したいのですが、どのような勉強方があるのか教えてもらいたいです。
こんにちは。戸田です。
メールをありがとうございます。
> 例であげますと朝起きたときに英語で言うとありますが、
> 単語が出てこないのです。
「朝起きてからの出来事をすべて英語で描写する」のことでしょうか?
英語が出てこない場合は、最初は日本語で考えて、それを英語で言ってみてください。
たとえば、最初に「早く朝ごはんを食べなきゃ」と日本語で考えて、それを英語で言ってみるという具合です。
「朝ごはんは英語で何だっけ」
「『食べる』は『eat』だったな」
「『食べなきゃ』は、どう言えばいいんだろう?」
のように、あれこれ考えることで英語をアウトプットする練習になります。
これを繰り返すことで少しずつすっと英語が出てくるようになります。
しばらくそれを続けて、慣れてきたら、最初から英語で言う練習に切り替えれば大丈夫です。
メール講座にも書いていますが、誰でも最初は一言も英語が出てこないものです。
できないからこそ、できるように練習するのです。
> もしよろしければ基礎から勉強したいのですが、
> どのような勉強方があるのか教えてもらいたいです。
もし、最初に日本語で考えて、それを英語で言おうとしても何も出てこないなら、基本的な知識が足りないということです。
上に書いた例を使うなら、正しい英文で言えないとしても、「朝ごはん」は「breakfast」、「食べる」は「eat」くらいの単語が出てこないなら間違いなく知識不足です。
まずは、中学で習う内容を復習する必要がありますね。
復習に使う教材は、分かりやすければ何でもかまいませんが、どれがいいか聞かれたときは『中学英語がまるごとスッキリ分かる本』をおすすめしています。
P.S.
なお、英会話がモリモリ上達する勉強法については
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