初めて英語を話すときに、

「頭が真っ白になって、言葉がぜんぜん出てこない!!」

って経験をしたことはありませんか?

言いたいことはあるのに
単語すら思いつかない。

口から出てくるのは
「あ~」とか「え~っ」ばかり・・・

今回は、こんな頭真っ白状態にならないように
独学で英会話を練習する方法についてお話します。

かなり熱心に英語を勉強していても
学校の勉強法を引きずっていたら
まず間違いなく、こんな状態になります。

なぜ、今まで英会話を練習してきたのに
ぜんぜん英語を話せないのか?

問題は勉強方法にあります。

  • 問題集を解いたり、
  • 英語の会話例を暗記したり、
  • リスニング教材を聞いたり

そんなことをしていませんか?

これらの勉強は「インプット(覚えること)」ばかりです。

インプットばかりしていると
英会話のときに、言葉がでてこない状態になります。


引き出しをイメージすると分かりやすいかと思います。

インプット中心の勉強は、
引き出しの中に、次から次へと知識を詰め込んでいる状態です。

たくさん英語の知識を詰め込みすぎて
何がどこに入っているのか分かりません。

ゴチャ、ゴチャ状態!

こんな状態になると、
必要な知識を取り出そうと思っても
なかなか見つけることができません。

こんな状態だから、英会話のときに
知っているはずなのに言葉が出てこない状態になるわけです。


それでは、どうすれば頭の引き出しを整理できるのか?

その方法は簡単です。

引き出しと同じように、
中の物を繰り返し取り出して使うことです。

つまり、覚えた英語の知識を
繰り返し思い出して使うことで
頭の中の英語の情報がゴチャゴチャにならずにすみます。


とは言っても、問題集やリスニング教材を使って復習したのでは、
もう一度、頭の引き出しに入れ直すことになるだけです。

そんな方法では、頭の中は整理されません。

もっと効果的な方法は、
自分の口で英語を話してみたり
英語で日記を書いてみたりすることです。

つまり、英語の参考書問題集やリスニング教材で覚えた表現や単語を使って、
自分で英作文をしてみるわけです。

英語を話すといっても
話し相手がいなくてもかまいません。

テレビのコマーシャルのときにでも
ボソボソとつぶやいても効果は同じです。


これをやってみると分かりますが
英語教材を使って読んだり聞いたりするような

「受け身」

の勉強のときには「理解」して「覚えた」と思っていたことは
ほとんど身に付いていません。

残念なことに
「インプット」の勉強だけでは
英語はぜんぜん身に付かないのです。


英語を勉強する目的が
テストの点数を上げることなら
今までのインプット勉強法だけでも十分です。

でも、使える英語を身に付けたいなら、
「インプット」と同じだけ「アウトプット」も
しっかりと練習することをお勧めします。

電車の中でもトイレの中でもできることなので
やらなきゃソンです。



■ 編集後記

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