メール講座の読者さんから届いたメールに
「英語を話せるようになると思えない。」
という内容の悩みがありました。
私も過去に同じように悩みました。
私は大学を卒業してからニュージーランドに行きましたが
まったく英語を話せませんでした。
１年が過ぎた後も、
カタコトの英語しか話せませんでした。
主語 + 動詞 + 目的語・・・
主語 + 動詞 + 補語・・・
くらいは言えましたが
これって中学1年の英語レベル。
ネイティブなら３歳でも言えるレベルですよ（涙）
毎日、数時間は勉強して
ネイティブの個人レッスンを受けても
そんなものでした。
だから、自分が英語を自由自在に話している姿なんて
ぜんぜん想像できませんでした。
本気で想像できることは何でも実現できる。
でも、本気で想像できないことは実現できない。
これ本当です。
「ひょっとしたら、
何か決定的な英語の才能がないのでは？」
と、英語ができない言い訳を探したほどです。
でも、私の考えは間違っていました。
才能がないのではなく、
勉強のしかたが間違っていました。
英語は、ガムシャラに勉強してもダメです。
正しい方法と順序
これが大切です。
正しい方法の一つとして
アウトプットがあります。
学校やリスニング教材を使う勉強では
ほとんどインプットばかりですよね。
せいぜい、リスニング教材で聞いた英文を
マネして繰り返すくらい。
でも、英語を話せるようになるには
自発的にアウトプットすることが必須なわけです。
つまり、
◆リスニング教材や本の教材で勉強するばかりでなく
◆自分の頭で考えて英文を作る練習をする
それが決定的な違いを生みます。
英語を勉強をしているのに、ぜんぜん話せない人に
お勧めする勉強方法は、次のとおりです。
１．しばらく問題集や参考書を使うのを止める
２．その時間に、英語で日記を書く（変な英語でもいい）
３．毎日、その日の出来事や、感じたことを英語で言ってみる
（聞き手は誰でもかまいません。独り言でもOK）
４．興味があることについて英語で作文をして
ネイティブに添削してもらい、それを覚えるまで練習する。
つまり、教材から新しい知識を得るのは止めて
今、あなたが持っている知識を活用する練習をするということです。
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－戸田亮
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編集後記
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