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私は数十年にわたって英語を勉強してきました。
そして、試行錯誤した結果、
大人になってからでも効率的に独学で英語・英会話を身に付ける方法を見つけました。
この方法なら留学する必要はありません。
独学で着実に英語力を伸ばすことができます。
この方法で学生や社会人に英語を指導して
すばらしい結果が出ていました。
でも、この勉強方法を公開しようと決心したときに、
自分のやり方が間違っていないかを確認する必要があると考えました。
そして、英語の勉強方法を説明した本を10冊以上買って
片っ端から読んでみました。
そこで気付いたことがあります。
英語学習法の本を読んで気付いたこと。
それは、勉強方法の本を書いた人によって、
勉強方法がぜんぜん違うということです。
「あたりまえじゃないか！」
と言わずに、もう少し読んでください。
英語の勉強方法を紹介している人は、
大きく2種類に分けられます。
「英語を教えるのが仕事の人」
と、
「仕事で英語を使う人」
です。
「英語を教えるのが仕事の人」と、「仕事で英語を使う人」では、
紹介している勉強方法がぜんぜん違います。
ざっくりと言うと
「英語を教えるのが仕事の人」は、
英文法や発音を重視する傾向にあります。
一方、「仕事で英語を使う人」は、
文法や発音より、実践的な英語を身に付けることを重視しています。
考えて見ると当然の話です。
「英語を教えるのが仕事の人」は、
生徒にTOEICで高スコアを取らせることが
自分の実力を証明することになります。
きれいな発音を身に付けさせると、
生徒の満足度が上がります。
これに対して、「仕事で英語を使う人」にとっては
TOEICスコアも、文法も、発音もそれほど重要ではありません。
「仕事の現場で外国人とコミュニケーションを取ること」
大切なのは、これだけです。
TOEICで高得点を取っても何の意味もありません。
取り引き先と契約成立することが大切なのですから。
そして、それが英語を身に付ける目的です。
もしあなたが、英語の勉強方法で迷っているなら、
あなたが英語を身に付ける目的を考え直してください。
あなたが英語を身に付ける目的に合わない方法で英語を勉強しているなら
英語学習の目標を達成するまでに、ずいぶんと遠回りをすることになります。
■ 編集後記
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