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私は、アメリカやニュージーランドに住んでいたことがあるので
今までに、いろいろな国の人を見てきました。

そして、中国人、フィリピン人、韓国人、カンボジア人、タイ人、
アラブ人など、英語が母国語でない人たちをおおぜい見てきました。

そして気付いたのは、日本以外の国の人は、
日本人よりずっと短期間に英会話ができるようになるということです。

たとえば、中国は、わりと短期間に英語を話せるように
なっているようです。

独特のカン高い声と、上下の激しい中国語なまりの英語ですが、
日本人みたいに無言の時間が続くことなく
次から次へと英語が口から飛び出してきます。

日本人が英会話をしようとすると
言葉が出てこなくて黙り込んでしまったり、

「え~」

とか

「あれ、英語で何て言うんだったかな?」

なんてことを言ってしまいますが、
なぜか中国人は、次次と英語が出てくるようです。

日本人と同じ漢字を使う言葉なのに
どうしてそんなに英語が次々と出てくるのかなと不思議でした。

その理由がわかりました。

私は中国語を話せないので、あくまで人に聞いた話ですが
中国語と英語は文法が似ているそうです。

だから、単語を英語に置き換えるだけで、
ある程度は英会話ができるということです。

ヨーロッパ人が英語を簡単に身に付けますが
それは文法や単語が似ているからです。

中国人もそうだったんですね。

これに対して、日本語と英語では言葉の順序が正反対です。

だから、英語の順序に慣れるまでは
頭の中が混乱して日本語の文法で英単語が出てきたりしますよね。

さらに、頭の中が真っ白になってしまったり、
「え~」という言葉しか出てこなかったりします。




別の理由としては、
日本人は、性格が内向きで、羞恥心が強いことがあります。

つまり、

「変なことを言って笑われたら恥ずかしい。」

「自分の話したことが通じなかったらどうしよう。」

「発音や言い回しが間違っていたらずかしい」

などという気持ちが強いために
心のブレーキを踏んだ状態になってしまうのです。

これをメンタルブレーキと呼びます。

中学や高校の授業を思い出してください。
自分から手を挙げて発言する生徒はいませんよね。

日本以外の国から来た人の中には、自分から進んで質問したり
発言したりする生徒がおおぜいいます。

日本人は、ほぼ全員がダンマリの無言です。

「変なことを言って笑われたら恥ずかしい」

という気持がすごく強いのだと思います。

日本の文化は「恥の文化」であると言われます。

そして、人に笑われるような恥ずかしいことはしたくない、
と日本人は考えます。

でも、他人の目を気にしすぎるために、
失敗を恐れて行動できないようになっています。

つまり、

「失敗して笑われるのがいやだから、
100パーセント成功することしかやらない。」

と、自分の行動を制限してしまい、
何もできなくなってしまっているのです。




英語を身に勉強しているときには、
言い間違いなどはたくさんして当然です。

間違えながら学んでいくのです。

「失敗すること」より「失敗を恐れて何もしない」ことのほうを
「恥」というふうに考えを改めるべきです。





「完璧主義」も英語を身に付けるうえで障害になっています。

これは受験英語の影響です。

私の場合は、初めて英会話を経験したときには
細かい文法ルールがやたらに気になって、
英語を話すことができませんでした。

また、市販の単語帳を丸暗記するほと単語を知っていましたが
知っている単語が多すぎて、どの単語を使えばいいのか分からず、
結局は、何も言うことができませんでした。

学校で英語の勉強を真剣にした人は、
この傾向が強いようです。

なんといっても、動詞に「s」を付け忘れただけで減点されて
ペケを付けられていたのです。

悔しい思いが記憶にすり込まれているので、

「絶対に間違ってはいけない」

と感じてしまうのです。

受験英語で身に付けた「完璧主義」は、
一刻も早く頭から追い出すべきです。





また、正しい勉強方法でなければ英語は身に付きません。

私たちが学校で学ぶ英語の勉強方法は、
英語のテストで点数を取るための方法です。

コミュニケーション力を付けるための英語を身に付ける
勉強法ではありません。

だから、中学や高校でやってきた方法で英語を勉強し続けても、
コミュニケーション能力は付きません。

一時期、

「受験や英検のために勉強しても使える英語は身に付かない。
 TOEICのほうが現実世界で使われている英語に近いので、
 TOEICの勉強をするほうがいい」

と言われていました。

「TOEICで900点以上とる人は、英語ペラペラに違いない」

と考えている人もおおぜいいます。

でも、TOEICのスコアを上げるために英語を勉強をするなら、
それも英検のときと同じように受験のための英語です。

どちらも役に立たない受験英語が身に付くだけです。

もちろん、就職条件を満たすためや、
会社で昇進するためにTOEICのスコアが必要なら、
TOEICのための勉強をしてください。

でも、コミュニケーション能力をつけることが目的なら、
TOEICの問題集なんかやっても時間のムダです。

試験のための教材を使って勉強していたのでは、
コミュニケーション力は伸びないからです。

まずは、あなたが英語を勉強する目的な何か
ハッキリさせてください。

TOEICで高得点を取ることか、
コミュニケーション力を伸ばすことか、

そういうことを明確にするのです。

そうすれば
何を勉強するべきかも明確になります。



■ 編集後記

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