前回に引き続き、今日も英語を勉強する前にするべきことについてお話します。
英語・英会話を身につけるために絶対に必要なことですが
それにもかかわらず、ほとんどの人が実行していません。
誰も、教えてくれないからです。
英語を勉強するまえにすべきことの２つ目は、
「あなたにとって英語ペラペラって何？」
ということを決めておくということです。
たとえば、あなたにとって「英語ペラペラ」は
「海外旅行を自由自在に楽しめる」
というレベルでしょうか？
もしそうなら、ホテルやショッピングでのお決まりの会話を練習して
受け答えができるようになれば、十分に「英語ペラペラ」と言えます。
あなたは数か月で英語ペラペラになれます。
また、あなたの「英語ペラペラ」が、
「趣味や仕事について話せる」
ということなら、趣味や仕事について話せれば「英語ペラペラ」です。
このレベルの英会話力を目指すなら、
政治や宗教、経済などについて話せる必要はないので
難しい単語を覚えなくても、まずは不自由しないでしょう。
でも、あなたの「英語ペラペラ」が、
「国際会議やCNNの同時通訳のレベル」
なら、あなたは英語ペラペラになれない可能性があります。
なぜなら、国際会議やCNNの同時通訳のような人は、
英語界の超エリート
たちだからです。
自動車の運転に例えるなら「F１ドライバー」みないなものです。
このレベルに到達するには、
帰国子女のように最初から英語と日本語の回路が頭に構築されているか、
遅くとも十代のときから実践的な英語を猛烈に勉強するしかありません。
もしあなたが、すでに成人していて、
このレベルを目指すなら、
今まで車を運転したことがない人がF１ドライバーを目指すようなものです。
少し遅すぎます。
だから、もしあなたの「英語ペラペラ」が
「国際会議やCNNの同時通訳のレベル」なら、
かなり英会話が上達しても自分の英語力に満足できないでしょう。
日常会話や仕事の会話が十分にできるようになっても、
一流の通訳者と自分を比べて
「私の英語はぜんぜんダメだ・・・」
と考えてしまうからです。
でも、英語界のF1ドライバーは無理でも
道路を自由自在に走り回れる普通免許のドライバーなら
今からでも必ずなれます。
つまり、仕事やプライベートで
英会話を自由にできるレベルの英語力です。
だからまずは、「英語をどれくらい話せれば”英語ペラペラ”か」
を具体的に決めておくことをお勧めします。
－戸田亮
本当の英語力を付けるための勉強方法って何？
基本的な文法を把握したら、会話のときに文法を使いこなせるように
英語の基礎構造を頭の中に構築します。
すると、考えなくても英語が出てくるようになります。
編集後記
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