アメリカ英語とイギリス英語、勉強するならどっち？

このメディアでは、現役の翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明します。

「アメリカ英語とイギリス英語は違うって言うけれど、どっちを勉強するべきなのかな？」

英語の勉強を始めたときに、そんな疑問が出てくることがあります。

アメリカ英語とイギリス英語は、どちらも英語ではあることには違いありません。

でも、発音や表現が違うから通じないこともあるって聞くし、選択を間違えたら将来的に不利になることがないか心配になるのも当然です。

今回は、そんな不安をかかえた方から相談に解答しました。

よく「アメリカ英語」と「イギリス英語」で違うという話を聞きます。

特にアメリカ英語でないと伝わらない人が多いと聞くけど、アメリカ英語でないといけないのですか？

アキラ

別にアメリカ英語でなければいけないということはありませんよ。

日本の貿易相手としては、アメリカの方が重視されているから、アメリカ英語を学ぶことが重視されているだけです。

でも、アメリカ英語の方が教材が充実しているから、イギリス英語でなければいけない理由がないならアメリカ英語でいいかと思いますよ。

戸田さんのウェブサイトでおすすめされていた教材を購入しました。

それを使って勉強するつもりですが、付属CDの発音をそのまま真似していけばよいのでしょうか？

やはり、アメリカ英語かイギリス英語かの違いを考慮して、発音は別で勉強するべきですか？

アキラ

アメリカ英語とイギリス英語の両方を練習するとややこしくて混乱してしまうから、アメリカ英語だけでいいと思います。

イギリス英語でなければいけない理由がないなら、アメリカ英語に集中して勉強した方がいいです。

そして、アメリカ英語に自信がついてからイギリス英語のオーディオを聞くなどして耳を慣らすのがいいと思います。

両方を話せるようになる必要はありません。

アメリカ英語とイギリス英語の違いは気にしなくてもいい

「アメリカ英語とイギリス英語の違いは気にしなくてもいい」なんて言うと、「いや、発音も表現も違うから、気にしなきゃダメでしょ！」というお怒りの意見が出てきそうです。

でも、私はあえて「気にしなくてもいい」と言います。

なぜなら、英語の初心者がアメリカ英語とイギリス英語の違いを気にしていたら、

からです。

だから、イギリスの会社と取引したりイギリス英語圏に留学したりするのでなければ、英語教材が充実しているアメリカ英語を勉強することをおすすめします。

イギリス英語圏の人は、アメリカ英語を理解できるので問題ありません。

アメリカ英語を不自由なく話せるようになってから、必要に応じてイギリス英語の表現を勉強すれば十分に間に合うはずです。

自由に英語を話せるようになるには、アメリカ英語とイギリス英語のどっちを勉強するべきかなど悩んでいるより、どんどん練習をしましょう。

それも、英語を聞き流すだけのような練習法ではなく、「話す練習」をたくさんする必要があります。

「聞く練習」をしても「話すスキル」は伸びないからです。

「話すスキル」を伸ばすには「話す練習」をする必要があります。

どのように「話す練習」をすればいいかは、メール講座で詳しく説明しています。

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