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あまり知られていないことですが
いわゆる「英語を話せる人」には２種類あります。
それは、
１．英語を正しく読み書きできて、
仕事やニュースの話題など
「大人の話」を英語でできる人。
２．お決まりフレーズや
簡単な単語を６、７個だけ並べるだけの
いわゆる「シンプルイングリッシュ」で
サバイバル的な英会話をする人。
です。
英語ができない人から見たら
どちらも「英語ペラペラ」に見えますが
内容はまったく違います。
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私たち自身に例えて話しますね。
（１）の人は、私やあなたのように
日本語を話したり読み書きしたりできる人です。
仕事でも、大人同士の付き合いでも
普通に対応できます。
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一方、（２）の人は
小学生のような言葉を使う大人です。
コミュニケーションはできるけど
込み入った会話や知的な会話は難しいですね。
単語力、表現力が不十分なので
言いたいことを伝える最善の努力をして、
後は相手が理解してくれることを祈るばかりです。
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「私は（２）でもいいもん！」
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と思うかもしれないけれど
これは
あなたに理解できるように
ネイティブの人が
レベルを落とさなければいけない。
ってことです。
あなたが子供に話しかけるときみたいに
ネイティブの人は
あなたに話しかけることになります。
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それから、手紙や新聞など
社会人なら「読めて当たり前の文章」を読めません。
なぜなら、シンプルな短い文章なら理解できるけれど
長い文章、複雑な文章を理解できないからです。
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理想としては、（２）を身につけながら
（１）に近づくことですが
文法を勉強しなかったり
英文を読む練習をしない人は
（１）にはたどり着けません。
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－戸田亮
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編集後記
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