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私は20代のときに
ニュージーランドとアメリカで
約4年間の海外生活を経験しました。
その間、必死で英語を勉強したし
ネイティブの個別レッスンもうけました。
でも、英会話が上手くならずに
ずいぶんと悩みました。
そこで今日は、
「留学」しても「英会話の個別レッスン」を受けても
私の英語が上達しなかった理由
と
どうすれば英語を話せるようになるか
についてお話しします。
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留学しても英会話レッスンを受けても
英語を話せるようにならなかった理由。
今は、それがハッキリと分かります。
英語を話せるようにならなかった理由は
「英語学習のキモ」とも言える
大切な学習ステップを抜かしていたことです。
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例え話を使って説明します。
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子供のときの算数・数学の勉強を思い出してください。
最初に、先生が問題の解き方を
説明してくれますよね。
それを聞いて理解し、
「分かった!」
と思ったとします。
この段階で、
理屈はしっかりと理解できています。
で、それだけで
問題をスイスイ解けるようになったかというと
そうではないですよね。
数学の天才でないかぎり
「ああでもない。こうでもない。」
と、考えながら問題解くはずです。
理屈を理解しても、それだけでは
スムーズに問題は解けないわけです。
スムーズに問題を解けるようになるには
問題集を使って何度も何度も
似たような問題を解く練習が必要です。
そのために
計算ドリルや問題集の宿題が出たはずです。
似たような問題を繰り返し解くと
頭の中に
「問題を解く回路」
のようなものが作られます。
この「問題を解く回路」ができると
問題を見たとたんにスイスイ解けるようになります。
このステップを十分にやって
初めて数学が身についたと言えます。
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英語もこれと同じです。
文法を勉強して
「分かった!」
と思ったとします。
どの順番に単語を並べたら
正しい英文ができるか「頭で理解」できました。
でも、それだけでは
英語を話すことはできませんよね。
算数や数学の勉強でやったように
同じような英文を自分で作って
繰り返し練習する必要があるわけです。
ここで大切のは
英語を話せるようになりたいなら
「英語を話す練習」
を繰り返しすることです。
計算ドリルみたいに
似たような英文を次々と
たくさん作って練習します。
試験勉強みたいに
「穴埋め問題」を繰り返し練習したのでは
「穴埋め問題」が得意になるだけです。
そんな学校英語と同じ失敗を
繰り返さないでくださいね。
英語で作文して
話せるようになることが目的なのだから
英語で作文する練習してください。
そうすることで、
「英語を話す回路」
のようなものが
頭の中に作られるわけです。
「英語を話す回路」ができると
考えなくても言いたいことが
スイスイ出てくるようになります。
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-戸田亮
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