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読者さんからいただくメールで
「外国人と何を話したらいいか分かりません。」
という相談がときどきあります。
私の正直な意見は、
「日本人に接するときと同じように接すればいいじゃない。」
ということです。
もちろん、文化の違いはあるので
文化の違いに注意する必要はあります。
でも、外国人でも同じ人間なので、
いつもあなたが友達や同僚と接するように
外国人に接すれば問題ないはずです。
特別扱いしないほうが
外国人もうれしいはずです。
ただし、
「これだけは言ってはダメ！」
ということがあります。
これを言うと、
「この卑怯者！」
と烙印を押されます。
外国人と話しをするときに絶対に言ってはいけないこと。
それは、人の陰口をたたくことです。
とても残念なことですが
多くの日本人は、本人のいないところで
人の悪口を平気で言います。
会社員なら会社帰りに一杯飲んで上司や同僚の陰口をたたくし
主婦なら近所の奥様やママ友と、亭主の悪口を言い合う。
そんなことを日常的にしています。
でも、欧米人は陰口を言う人を
「卑怯者」
と考えます。
「言いたいことがあるなら、本人に直接言えばいい。」
それをせずに、影で悪口を言うのは卑怯者の行為と考えるわけです。
また、
「自分の悪口も言われているかもしれない。」
と考えると居心地が悪いですよね。
そんな人とは付き合いたくない。
外国人と話をするとき、
というか、日本人と話をするときも
「人の陰口をたたかない。」
これが鉄則です。
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－戸田亮
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編集後記
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