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先日の記事で、スピーキングとリスニングは別々の能力なので
別々に練習しなければいけない、
という話をしました。
スピーキングとリスニングは別物です。
にもかかわらず、ほとんどの英語教材では
リスニングを練習することで
スピーキングを伸ばそうとしています。
パンチを練習して
キックを上達させようとしているようなものです。
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ただ、ごく少数だけ、例外的に
この方法でも会話が上達する人もいます。
ほとんどの人はダメなことから考えて、
教材が優れているというより
「たまたま、その人に素質があった」
または
「たまたま、コツを知っていた。」
ってことだと思います。
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「どうして、上達する人と
上達しない人がいるんですか?」
その理由は、リスニング教材の使い方にあります。
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ほとんどの人は
リスニング教材を聞くときに
「聞き取ること」
と
「覚えること」
に集中します。
声に出して練習するときも
「覚える」
ことを意識していると思います。
つまり、頭にインプットすることに
意識を集中しているんですね。
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これに対して
リスニング教材で上達する人は
聞いた言葉を使って
「話す(アウトプット)」
ことを意識しています。
あたかも教材で習った英語表現を使って
自分が話しているように練習するわけです。
役者さんが、役作りのために
役になりきって練習しているような感じでしょうか。
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外から見ると、どちらも同じように見えますが
内容はまったく違いますよね。
例えるなら、
インプットを意識している人は、
台本を「覚える」ことに必死になって
台本を繰り返し読んでいるだけの人
アウトプットを意識している人は
台本を読んで覚えた上で
自分の言葉として練習している人
とでも言えるでしょうか。
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この違い、分かりますか?
同じ教材でも使い方しだいで
効果はまったく違ってきます。
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残念なことに、ほとんどの教材は
アウトプットを意識して作られていません。
だから誰もが、小学、中学、高校で身につけた
インプット学習をやってしまいます。
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アウトプットを意識してリスニングをする
これだけで結果に違いが出るので
ぜひ今日から挑戦してください。
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-戸田亮
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