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中学や高校の英語の授業では、
単語をたくさん暗記して、文法を覚えるという勉強方法が重視されます。

入試で点数をとるには、この方法が効果的だからです。

私は日本で生まれ育ったので、
当然ながら高校生のときには文法を必死で勉強し、
市販の入試用単語帳を使って、単語を暗記しまくりました。

でも今は、英語教材を売っている会社や英会話スクールが

「文法を勉強してもムダ」

というようなことを主張しています。

「中学や高校で、あんなに文法を勉強しているのに
 誰も英語を話せるようにならないじゃないか!」

というのが彼等の主張です。

子供が言葉を覚えるときには文法なんか勉強しない
無意識に聞いたり話したりしているうちに身に付ける。

だから、文法を勉強するより、リスニングCDを聴いたり、
外国人と話したりすることが効果的なのだ!

という考え方です。

でも、本当に文法を勉強することはムダなのでしょうか?

私自身の経験についてお話します。

私は、大学を卒業してから
ニュージーランドにワーキングホリデー留学に行きました。

ワーキングホリデー ビザをとると、
ニュージーランドに1年間滞在することが許可されます。

その間は、語学学校に行ってもよし、
仕事をしてもよし、という、何でもOKのビザです。

私は、かなり英語の文法を勉強していたし、
単語も教材を丸覚えするほどだったので
てっきり英語ペラペラだと信じていました。

実際には、それまで一度も英会話をしたことがなかったので、
何の根拠もない思い込みでした。

そして案の定、実際にニュージーランドに到着して、
ニュージーランド人と英語で話そうとしても、何も話せませんでした。

文法はかなり知っていたし、
単語や熟語は山ほど知っていましたが、
一言も英語が口から出てきませんでした。

なかりショックでした・・・

「今まで必死で勉強したことは何だったんだ?」

とガッカリしました。

私は、文法を知っていれば、英文を頭の中で作りながら
英語で話せるものと思っていました。

でも、文法を考えながら話すなんてことは不可能でした。
話の内容と英語の文法を同時に考えるなんてことはムリですから。

また、

「この表現は過去形かな、それとも現在完了かな?」

とか

「『the』が正しいかな、『a』というべきかな?」

のように文法のルールばかりが気になって、
何も言えなくなってしまっていたのです。

規則でがんじがらめで何もできない状態でした。
まさに鎖で縛られた状態。

精神的に自分を縛り付けるメンタルブロックで
身動きが取れなくなっていました。

私は強力なメンタルブロックに苦しんでいましたが
文法なんかぜんぜん勉強していない知り合いの日本人は、
間違いだらけの英語ながら、活発に英語でコミュニケーションをとっていました。

勉強していない人が英語を話せて、私は何も言えないなんて、
私の文法知識は足かせになるだけで役に立たないと苦しんだものです。

「こんなはずではなかったのに・・・」

という悔しさでいっぱいでした。

そこで決心しました。

一度、文法はぜんぶ頭から追い出して、
デタラメ英語でもいいのでとにかく話してみることにしたのです。

変なプライドなど忘れて、とにかく話しました。

最初は単語しか口から出てきませんでした。

でも、練習を重ねると少しずつ英語を文章で話せるようになりました。

これに対して、文法を勉強していなかった知り合いの日本人は、
いつまでたっても単語を並べるだけのカタコト英語でした。

私の結論はこうです。

文法ばかり勉強して、会話の練習をしなければ、
文法ルールにしばられて英語を話せなくなります。

でも、英会話の練習だけをして、文法を勉強しなければ、
いつまでたっても片言英語を話すことになってしまいます。

受験生のように文法の問題集を解きまくるのは時間のムダです。

また、大学入試に出るような細かい文法事項は
実際の英会話のときには、ほとんど必要ありません。

でも、中学校で習う英文法はしっかりと復習しておかないと
どういう順番に単語を並べたらいいかすら分からなくなってしまい
いつまでたっても単語を並べるだけの英語になります。



■ 編集後記

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