いきなりですが、想像してください。
今、あなたは、スーパーのレジに並んでいます。
そして、後ろには外国人が並んでいます。
あなたは、この外国人に気軽に話しかけることができますか?
「ああ、できるよ。」
と思ったなら、かなり行動力がありますね。
行動力がある人は英会話がドンドン上達します。
その調子で頑張ってください。
それに、欧米人は知らない人にでも平気で話しかけるので
レジで話しかけたくらいで気味悪がられることもありません。
でも、
「いや、ちょっと無理かな。
何を話したらいいか分からないし。」
というのが、たいていの人の考えではないでしょうか。
■外国人に話しかけられない理由
スーパーのレジでたまたま見かけた外国人に
話しかけるのは難しいにしても
習い事の教室でちょこちょこ顔を合わせるので
お互いに顔は知っているという外国人ならどうでしょう。
お互いに顔を知っているというレベルでも
なかなか話しかける勇気は出てこないんじゃないでしょうか。
なぜ勇気が出てこないかというと
「何を話したらいいか分からない」
「話題が途切れて沈黙してしまうのが怖い」
「変なことを言ってしまい、変な人と思われるのが嫌」
「英語を聞き取れるか不安」
といった理由ではないかと思います。
■何を話したらいいか分からない
日本に住んでいる外国人は、日本人の英語力を知っているので
分かりやすい英語でゆっくりと話してくれるはずです。
そうなると、話しかけられない一番の理由は
「何を話したらいいか分からない」
ということになるのではないでしょうか。
つまり、
「こんにちは。私の名前は●●です。」
と挨拶した後に何を話したらいいのか?
「今日も暑いですね。」
と天気の話をしても1分くらいで終わってしまうし
その後はどうすればいいの?
何か話さなければ、
気まずい沈黙になってしまいますよね。
■英語で話すときに話題に困らないためには
外国人と英語で会話をするときに話題に困らないためには
あらかじめ話題の準備をしておくことが効果的です。
たとえば、日本の天候についてもっと話して
「あなたの国ではどうですか?」
のように話題を進めたいなら
日本の天気について少しは話せることが必要です。
また、子供のことを話題にしたいなら少なくとも
教育に関係する言葉や教育システムについて
少しは知っていないと難しいですよね。
それに「小学校」「中学校」「義務教育」とか「塾」など
最低限の言葉を英語で知らないと会話ができません。
英会話教材に載っている
There are a lot of restaurants at the airport.
空港にはレストランがたくさんあります。
のような例文を覚えるだけでは、
こういった会話は難しいのです。
じゃあ、どうすれば話題に困らなくなって
必要な英語表現も覚えられるかというと
やはり教材以外の英文を読むことが効果があります。
教材以外の英文を読むことで
前回「えっ、本当?リスニングが上達する意外な勉強法」
で話したようにリスニングが上達するだけでなく
- 話題が豊富になる
- 単語や英語表現を自然に覚えられる
という効果があり、さらに英語のリーディングが上達するオマケとして
・TOEICなどの試験の点数が上がる
という効果があります。
もちろん、テレビニュースなどを二カ国語放送で見る
という方法でも同じことができますが、
リスニングがかなりのレベルに達していないと難しいでしょう。
その点、英文のリーディングなら
知らない単語を調べながら時間をかけてもできます。
だから、英語で話すときの話題に困らないためには
「英語教材以外の英文を読む」
ということがとても効果的です。
何を読めばいいかというと
英字新聞でもいいし、ペーパーバックでもいいし
英語ネイティブが書いたブログでもかまいません。
とにかく、英語教材以外の英文を読むことが効果があるので
少しずつでもいいので毎日、英文を読むことをおすすめします。
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