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「へえ～、戸田さん、
英会話スクールに行ってるんですか？
１年間も個人レッスンを受けているなら
もう英語ペラペラでしょうね。」
「ま、まあね。それほどでもないけどね・・・（汗）」
１５年ほど前に、私が英語の勉強を始めたときの会話です。
「英語をマスターするなら
当然、ネイティブと英会話しなきゃね。」
そう思って英会話スクールに入会して
週に２回、１年間、熱心に通いました。
外国人講師との会話は楽しかったし
毎回、授業を受けるたびに
「前進している！」って実感があったんです。
で、１年後の英会話力はどうかというと・・・
英会話の先生が相手なら英語で話が通じるのに
他の外国人とは、ぜんぜん会話ができない。
って状態です。
つまり、
私の英会話が上達したのではなく
～～～～～～～～～～～～～～～
先生が私のヘタな英語に慣れただけ
～～～～～～～～～～～～～～～～
・・・ってこと。
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逆に、私が通っていた「翻訳スクール」は
１年間で、ものすごくスキルアップできました！
授業は週に１回だけなのに
残りの日はすべて、復習や課題をやるために
数時間を費やさなければいけないほどの厳しさです。
遊ぶ時間なんか ぜんぜんなかったし
しんどいばかりの毎日でした。
でも、おかげでスキルを身につけることができたので
会社を辞めて独立することができました。
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英会話スクールと翻訳スクール
１年後の結果は、まったく違うものでした。
どうしてそんなに違うのか？
今なら分かります。
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あまり知られていないことですが
実は、スクールや講座などは
「エンタテイメント系」と「リアル教育業系」
という２種類があります。
「はぁ！？エンタテイメント？」
「講座やスクールなら
ぜんぶ教育業に決まってるだろ。」
そう思いましたか？
実はそうじゃないんですね。
講座やスクールには、エンタテイメント系もあるんです。
「エンタテイメント系」は
やっているときは楽しいですが
あまり多くを学ぶことはできません。
遊園地で遊んだ後のように
「ああ、楽しかった。」
と充実感を感じますが
期待するほどスキルは身につきません。
一方、「リアル教育業系」は
やっているときは、しんどいことばかり多く
あまり楽しくありません。
それどころか苦しいくらいです。
でも、修了したときには
スキルをしっかりと身につけることができます。
英会話スクールや講座には
エンタテイメント系のものがけっこう多いんです。
私が受けた英会話レッスンはエンタテイメント系でした。
エンタテイメント系は、
生徒を楽しませるように上手く作られているから
「レッスンが楽しい。」
「すごく勉強してる気がする。」
って感じるんです。
でも、半年、１年と過ぎて
どれくらい英語力が伸びたかというと
「トホホ・・・」なくらい変わっていない
ってことはよくあります。
なたが英語を勉強する目的が
「英語学習を楽しむこと」なら
エンタテイメント系を選んでもかまいません。
でも、「英語をマスターすること」が目的なら
リアル教育業系を選ぶことが大切です。
P.S.
ちなみに、私の「翻訳講座」と「英字新聞講座」は
バリバリのリアル教育業系の講座です。
受けているときはしんどいですが
しっかりとスキルを身につけられます。
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－戸田亮
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編集後記
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